「バック・アロウ(TVアニメ動画)」

総合得点
69.6
感想・評価
215
棚に入れた
497
ランキング
1768
★★★★☆ 3.5 (215)
物語
3.4
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.4

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – 子供シュウのCVは上田麗奈さん お見事

谷口悟朗、中島かずき、ANIPLEX原作のオリジナルアニメ

壁に囲まれた世界「リンガリンド」を舞台にしたロボットアニメ


<メモ>
戦闘シーンに制作側の意気込みを感じたし、
アマプラのコメンタリーで梶君はじめ声優さんたちの熱量を知りましたが、私にはいまいち響かなかったです。
ロボットに変身しても、ロボットや戦艦が合体しても心動かず。
私がロボットアニメを通って来なかったからだと思います。
作り手の思いが伝わるだけにすみませんって気持ちになります。

1. {netabare} 神の赤子の維持装置なのにその赤子を元の場所へ届けるならリンドと呼ぶシステム自体がいらなくなるのでは?{/netabare}

2. {netabare} バック・アロウは神または神を守るシステムが作った存在ならシステムの外に出たら実態を維持できないのでは?{/netabare}

3. {netabare} 殲滅が目的なのにバック・アロウのブライハイトでは人が死なない設定は違和感有{/netabare}

4. {netabare} 「グランエッジャ」が宇宙戦艦になったけど、神は初めからバック・アロウ達が宇宙へ行く想定をしていた?{/netabare}


<主要登場人物>
・バック・アロウ:梶裕貴 信念「ムガ」
・シュウ・ビ:杉田智和 信念「我思う、故に我あり」

エッジャ村
・アタリー・アリエル:洲崎綾 保安官 信念「とりあえずやり過ごす」
・エルシャ・リーン:小澤亜李 村長 信念「絶対に生きのびる」
・ビット・ナミタル:小野賢章 一応大元帥 信念「とことんまでに人頼み」
・ソーラ・アシン / ヴェルナー・コンラート: 関智一 医者 信念「運命から逃げ続ける」

レッカ凱帝国
・カイ・ロウダン:置鮎龍太郎 無敵将軍 信念「天下無双」
・レン・シン:潘めぐみ 軍人 信念「不義なる者断じて許さず」
・ゼツ・ダイダン:堀内賢雄 凱帝 信念「我が前に道はなし。ただ道を創る」

リュート卿和国
・フィーネ・フォルテ(フィノワール):小清水亜美 皇女卿 信念「愛こそ全て」
・プラーク・コンラート:小松未可子 機甲卿 信念「姫への献身」
・ルドルフ・コンダクトーレ:三木眞一郎 選帝卿 信念「神こそ全て」

・ナレーション:竹内俊輔


<ストーリー>
壁に囲まれた大地リンガリンドは数個の国に分かれていたが、大国は2つ。
知性こそ人の誇りと考える「リュート卿和国」と武勇こそ人の誉れと考える「レッカ凱帝国」。

それぞれの国は月一度落ちてくる壁からの贈り物ラクホウを奪い合っていた。
ラクホウの中にはバインドワッパーと呼ばれる腕輪が入っており人間がそれを嵌めるとブライハイトと呼ぶロボットに変身することができるのだ。

ある日イキ合愁国のエッジャ村にラクホウが降ってくる。
貧しいエッジャ村の人たちは食料が入っているのではと喜んだが中に入っていたのは裸の男だった。
裸の男は記憶がなく、壁の外からきたことしか覚えていなかったため壁の向こうへ帰るのを手伝ってくれと頼むが
リンガリンドの人々は壁の向こうなんてないと思っているので笑い飛ばされる。

自分の名前も覚えていない裸の男はビットにバッキャロウと言われたことからバック・アロウと名乗ることにした。

リュート卿和国の命を受けイキ合愁国自警団がエッジャ村にラクホウを奪いに来る。
保安官のナタリーとバック・アロウがバインドワッパーを使いブライハイト(ロボット)に変身し応戦するが苦戦する。
村長の娘のエルシャがバインドワッパーを使うと巨大城艦「グランエッジャ」が起動する。

自警団の提案を飲みバック・アロウと引き換えに得た新天地へ向け巨大城艦「グランエッジャ」で向かうがイキ合愁国に裏切られたためバック・アロウと共に壁を目指すことにする。

旅の途中バック・アロウに興味を持ったレッカ凱帝国の軍師だったシュウが国を捨て「グランエッジャ」に合流する。

中立地帯を通り壁へ着いたバック・アロウ達だったが壁は強堅で主砲でもびくともしなかった。
壁からの反撃を受け中立地帯からはずれた「グランエッジャ」は待ち構えていた「レッカ凱帝国」に襲われるが、応戦しているところへ「リュート卿和国」のプラーク機甲卿に助けられ国賓として迎えられる。

愛を掲げる「リュート卿和国」のフィーネ皇女卿に歓迎され安堵するエッジャ村の人々だったが、実はフィーネ皇女卿はルドルフ選帝卿の陰謀で
2重人格となり野蛮な人格が隠されていたのだがこの野蛮な人格のせいで「レッカ凱帝国」と「リュート卿和国」の戦いがはじまってしまう。
バック・アロウ達の働きで大国の戦は終結した。

そこへ、リンド教団の使者が現れ壁の向こう側にあるエピタフマウンテンまで来れば教祖様が「世界の秘密」を教えると告げる。

エピタフマウンテンに向かい壁を越えた「グランエッジャ」一行は
教祖(櫻井孝宏)と実は神の使いだったルドルフによりバック・アロウはこの世界を滅ぼすために神が遣わせた殲滅者だったと知ることになる。


この世界は始祖の生き残りである産まれたばかりの神の子を守るためのリンドというシステム(生命維持装置)の一部で
リンドにはリンガリンドのような大地がたくさん存在しそこからシステムを維持するための膨大な量の信念子を供給しているのだが
強すぎる生存性能はシステムの暴走を招くためリンガリンドを滅ぼすためバック・アロウは送り込まれたのだった。

ルドルフを押さえ「グランエッジャ」で神の元へリンガリンドの存続を説得に行くバック・アロウ達。
リンガリンドの殲滅者だったバック・アロウはリンガリンドの救済者となることはできるのか?


21.8.14

投稿 : 2021/09/24
閲覧 : 268
サンキュー:

5

バック・アロウのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
バック・アロウのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Uが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ