マーティ さんの感想・評価
3.4
物語 : 1.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
そう囁くのさ、俺のゴーストが。
見終わっての感想、、、はあんまり思い付かなかったので適当につらつらと。
まず作画がとんでもないことになってますね(; ゚ ロ゚)。人形や研究所、建物や空までもが美術館の展示品みたいにアートになってました。
次に、人形が怖い(ノдヽ)。ちなみにこの映画、僕が小学生のときにちらっと見たことがあったんですが、最初の女の子の人形、研究所の並んだ人形が怖かったです。軽くトラウマでした。これが攻殻機動隊シリーズだと気付いたのは大人になってからでしたね。終盤の大量の人形が襲ってくるところは特に怖かったです。
前作の押井版攻殻機動隊がアイデンティティーをとうものだったのに対し、今回は「人間と人形」について描かれていましたね。たくさん人形が出てきてたのもそのせいかと。「なぜ人は似姿の人形を作るのか?」「機械と生命の違いは?」といった問いに対し、「そんなこと言われても、、、」としか答えられないんですが、着眼点はすごいな、と思いました。
他にも戦闘シーンや無限回廊みたいな、現実と虚構入り交じる不思議なシーンは見所です。話の面白さというよりは、難しい世界に浸りたい方におすすめです。
これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。