タック二階堂 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
「恋は雨上がりのように」ではありません。
詳細は公式でも。
あら? どっかで見たようなキャラデザ。
しっ! 「恋は雨上がりのように」の話はやめなさい!
でも、監督もシリーズ構成も「恋雨」の方なんですよねぇw
小学館『週刊少年サンデー』に連載中のオダトモヒトさん原作の漫画をアニメ化したもの。制作はOLMで、すでにNHKで実写ドラマ化もされているから、タイトルを耳にしたことのある人も多いんじゃないかしら。
物語は、容姿端麗のヒロインが高校入学してまもなく、主人公と知り合うことになるんだけど、ヒロインはコミュ障という秘密を知ってしまうんです。
主人公はヒロインの「友達を100人作る」という夢に協力することになるというお話。
まるで「ひとりぼっちの○○生活」のような設定。キャラのネーミングセンスも似てます。でまあ、クセの強い同級生たちと、少しずつ交流を深めていくといった学園コメディー作品のようですよ。
友達100人って、そのうち何人が本当の友達なんだろうね…
=====で、初回視聴後、所感です。
{netabare}
映像表現のセンスに圧倒されました。
「かぐや様」を彷彿とさせる、文字による演出。新海作品を想起する、ドアをまたぐ足元の描写。京アニが得意とする空気中の塵が舞う表現。黒板に書きなぐったあとのチョークの粉が落ちる感じとか、細かく丁寧に作られていることが伝わってきます。
そして、圧巻だったのがピアノの伴奏のみで、古見さんと只野くんが筆談するサイレントシーン。
おしゃれです。
「テスラノート」と逆の意味で、ストーリーがまったく入ってこないほどでした。まあ、入学しました→古見さんはコミュ症→友だちになりましょう。友だち100人作りましょう、というだけの話ではあったので、それはそれで。
今期の対抗として期待はしていましたが、一気に本命候補に躍り出た感じ。これは、かなり期待してもいいんじゃないかと思います。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
や、いや、う~~~ん…
長名なじみのキャラのせいかな。それとも、とりあえず手近なところから攻めたからかな。まったく広がりのない、箱庭的な感じで面白みがちょっと…
そもそも、古見さんの魅力全振りの作品なのに、当の古見さんがモブのように…
まあ、スタバに行かされたところは面白かったですよ。
でも、只野となじみの過去回想に、そこまで尺を割かなくてもいいのではと。
とかく学園モノは世界が小さくなりがちなので、ここからどれだけ舞台を大きく見せられるかが、作品の成否を決めるような気がします。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
制作スタッフは頑張っていると思います。なんとか、文字などの演出や動き、キャラデザなどで面白そうに見せていると思います。
でも、話が致命的に面白くない。
今回なんて、クラスで遊んでる「斎藤さん」「たけのこニョッキ」に混ざりたいって話だけですからね。
何が面白いのか、さっぱりわからないです。
今回は本当に、30分視聴し続けるのが苦痛でした。ちょっと、ここで断念しますね。初回だけでしたね。
{/netabare}