タック二階堂 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:途中で断念した
超絶作画の海賊冒険アクション。
詳細は公式でも。
オリジナルアニメ作品で、制作はProduction I.G。舞台は18世紀、父親と船旅をしていた主人公・フェナは海賊に襲われ、ひとりだけ小型ボードで漂流して生き残るんだけど、漂着したのが娼婦・男娼の島「シャングリラ」でした。
それから10年が経ち、美しく成長したフェナは初めての「お仕事」を目前に控え、それが嫌で島からの脱出を決心するところから始まるストーリーのようです。
オリジナルアニメなだけに、どんな話なのかまったくわからない部分はありますが、Production I.Gの良好な作画と、PVから感じられる雰囲気には、やっぱり期待感しかないって感じですね。
=====で、第1話視聴後、所感です。
{netabare}
PVで想像していたよりも、もう少しくだけた感じのノリでした。フェナも、けっこうワチャワチャとしたキャラで、でも魅力あるキャラデザです。
ストーリーも、どうやら過去にフェナと絡みのあった忍者のような人たちの助けを得て、シャングリラから追手を振り払って逃げていくという話のようですね。おじいさん2人とのやり取りとか、逃走劇は面白く、動きもジブリ(ナウシカあたり)を彷彿とさせるコミカルな感じで良かったです。
作画はPVで思っていたよりも、数段パワーがあって超絶クオリティ。さすがProduction I.Gです。美麗でよく動く。思わず「おおっ」と声が出るほど。
初回の印象では、多士済々の今期でも上位を争うクオリティの作品になりそうだという思いを新たにしました。これからが楽しみですね。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
相変わらずの超絶作画は継続中です。
ストーリーは、まあ今のところは作画に追いついていない感じはありますかね。でも、面白いですけどね。
ちょっとコミカルな掛け合いは、これはこれでアリという気がします。全編マジメに作ろうと思えば作れるだろうけど、そうなると少しハードボイルド過ぎる嫌いもありそうです。
おそらく、ここからグッと面白くなる予感がしますので、まだ助走という理解でいようかなと思います。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
ここまで、この作品を高く評価してきたんですが、ちょっと暗雲が立ち込めてきた感じをしています。
先祖代々から受け継がれてきたクリスタルの石。これを作った人を見つけるのが目的になっているんですけど、そのヒントとなりそうな港町に着いた一行。なんやかんやあって、石を検分する村長から出てきた言葉。
この石の製作を依頼したのはジャンヌ・ダルクだ、と。
いやいやいやいや、こんなファンタジーみたいな世界観なのに、歴史上の実在した人名を出すんですか?
ちょっと、う~ん…
世界観がバラバラというのは、少し気になるポイントではあります。
{/netabare}
=====追記です。
FOD独占とかやっているので、録画して保存してあるのですが、冬アニメが始まっちゃったこともあって、積み状態です。
とはいえ、あまり評判もよろしくないようで、観る気がなくなるのに拍車をかけています。
とりあえず途中断念扱いに。暇ができたら観ますね。