ハウトゥーバトル さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
失われたモノ
この話はとある村娘が王都へ行く話
ジャンルは歌・ファンタジー・魔法
タイトルはカッコイイですよねタイトルは
Lost Song直訳で「失われた歌」
中世ヨーロッパ系のやつかと思ったのですが中世ヨーロッパ風ファンタジーでした
中世ヨーロッパって響きはいいですよね。こう「いかにも!」というイメージがつきやすく、「昔」というワードの中には幾分かこのイメージがありますので影響力というのは計り知れませんね
え?レビュー?…書くんですか…これを…
ということでそういうことです((
良いか悪いかをはっきりと言うなら「悪い」です
「何がしたかったのか」
正確に言うなれば「我々にどういう反応をさせたかったのか」
8話で驚くか混獲することでしょう。まぁ真面目に見ればそれ以前に気づいてたかも知れませんのでまだ見てない方は慎重に本作を見ることを勧めます
制作側が「思いついた!この発想は面白いぞ!」と言いながら作ったのはヒシヒシと伝わるのですが、まぁ面白くはない。個人的には、驚きというより戸惑いのほうが大きく、「この作品には驚かされた!」というより「この作品は迷走したのか」という感想のほうが出ます。
人を楽しませようとする心意気は非常に評価しますが、そのことだけに着目し人気を得ようとしたその手段はまったくもって評価できません。
さらにその仕掛けに驚いたとしてもそもそもの物語が面白くなく、見終わったときの物足りなさは尋常じゃありません。
{netabare}終末と癒やしの歌が同じ、ということですが要は感情の問題な気がしますよね。破滅と癒やしは表裏一体だった!?と言われても「単なるメロディと歌詞が特定条件にて魔力をもつ」という設定に反するような気がしてどうにも納得ができません。
{/netabare}
その世界で誰が一番失っていたか
ということで締めます