うぐいす さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
今まで観た中で一番のとんでも展開
AKBみたいな国民総選挙でセンターになった主人公の最初の仕事が女子プロ取材、で始まるお話。
観ていくと色々強引だとかあり得ないとか思うだろうが、その世界観をひとたび受け入れると、それでも不自然な設定や展開も笑いとして楽しめたりする。
観終わってなぜか「ゴクドルズ」を思い出した。
序盤おっぱいが見えるシャワーシーンがあるが最初だけ。
そしてなぜか逆エビ固めばかりでその際一番エロいところばかり映る。
技をかけられている主人公役の竹達彩奈が色んな「痛い!」「痛いよう~」を連発。よく頑張った。
一応スポ根の流れだが男性向けを意識し過ぎていて女性に勧めたら変態扱いになるだろう。
正直エロを取っ払っても、「はねバド」ぐらいは行けたと思う。どっちの方が成功したのか分からんが。
作画についてはキャラ絵はまあまあ。この手のアニメには「サッカー」とうたって全くゲームシーンが出てこない「さよなら私のクラマー」みたいなクズアニメがあるが、試合や練習シーンも多く、最後まで違和感なかったのは頑張ったと思う。
最後に個人的な意見だが、もしこのアニメを観てもプロレスをやろうと思わないでほしい。
三沢光晴や高山善廣など、一時期のプロレスは技のインフレが止まらず首に負担がかかり続け身体をダメにしたり死に至ったりする。
日本人は真面目だから技の追及に余念がなく、ファンはいつも新技に期待する。
頭をゴツンと打つだけでも数千の脳細胞が死ぬと言われている中で、三沢光晴が受け続けてきた投げ技は人間が耐えられるものではなかったのだろうと思う。
本筋とはズレたが最後まで読んでくれた人がいたなら一人の意見として届く事が嬉しく思う。