プラ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
第二部:マインの神殿生活
念願だった神殿へと入殿し、巫女見習いとして働くこととなったマイン。平民出身ということもあって、貴族社会の神殿では煙たがられる存在であり、完全にアウェー状態。しかし、マイン自身の説得や神官長の取り計らいもあって、神殿に"通勤"することが認められた。まずこの時点で、神殿長含めてほとんどの人たちに敵視されてしまう・・・
マインは巫女見習いをしながら工房を持つといういわば「特権」まで認められた。ベンノやルッツの取り引きも継続し、元いた世界の「アイデア」を売ってお金を稼ぎ、孤児院の院長になり工房を設置し、孤児たちを労働に従事させ、本の製作を順調に進めていった。
マインのストレートさは非常に危なっかしく、行動のたびに神官長が諫めている。神官長はマインの能力を非常に買っているようで、神殿の中で唯一のマインの味方である。神官長は巫女見習いとしての仕事だけでなく、貴族としての振る舞いも教えたり、いわば世話役を務めている。貴族から煙たがれる存在であるだけでなく、この世界にないものを生み出し続ける不気味なマインをそこまで味方する理由はいったい何であろうか。はたして、神官長はマインの味方なのか、利用しようとしている最大の敵なのか・・・
第二部でのマインは相変わらず身体が弱く、何かイベントがあるごとに熱で倒れて寝込むことが多かった。ただ魔力が暴走して「身喰い」が起こることはなかった。神殿に入った効果であろう。
第二部ではストーリーは特に波乱がなく、ほぼ平和に進行した。はたして、第三部は波乱が起こるのだろうか。