「persona4 the ANIMATION(TVアニメ動画)」

総合得点
82.9
感想・評価
1938
棚に入れた
10598
ランキング
346
★★★★☆ 3.9 (1938)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.8
音楽
4.0
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

0.2秒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

男はみんなゲーム好き!女はみ〜んなクマが好き!!!

超有名ゲーム原作。
アニメが始まる前から何かと話題だった本作品。
原作プレイ組からはかなり評判が良い。私の周りではゲームの再現度が高いらしく、かなりの高評価ばかりでした。

では、原作未プレイ者にはどうか。
私は原作未プレイ組です。
そんな私の感想ですので悪しからず。

事前知識としては、ペルソナを使って戦う、NHK海外ドラマ「ボーイ・ミーツ・ワールド」のコーリー・マシューズ役の山口勝平さんがクマの声当ててること!、最後の・・・は誰か知ってるくらいの軽いものです。
これから視聴される方は、ネタばれに気をつけましょう。面白さが断然変わるはずです(´;ω;`)

まず序盤ですが、一話を見た段階ではちょっとわけわからんけど、ペルソナカッコいい。これから始まるのかーくらいな感想でした。
序盤はそんな感じでダラダラと続き、少しダレましたが、7話で大きく化けたと思います。
見る前のイメージではあまり笑いなどない、シリアスな作品かと思ってたんですが、全く違いました。
半端なギャグ作品よりも全然笑えますwww

それ以降は笑いのスパイスを使いつつ、最後の展開まで持っていったと思います。



私がこの作品で感じた強いテーマは『人と人との繋がり』です。
その表現としては結構ベタなもので、先の展開の多くは読めてしまいました。
ただ、その時の使う音楽、セリフの言い回しなどで古臭さより、どこか懐かしさを感じさせる表現だったので、展開が読めたとしても演出効果によって充分に楽しむことが出来ました。


友情、家族の繋がりを表現するにあたって、一番簡単な手法として主要なキャラの死は付き物です。特に最近の作品では多いと感じます。
このペルソナ4はその手法に頼りすぎず、もっと私たちに身近な表現で家族の絆、友情の重さを表してくれた作品です。
特に12話!私はこの回を見てペルソナが大好きな作品になりました!


家族や友達の間で、多くの問題を抱える若い方には是非とも!この作品は見て温かい気持ちになって頂きたいです♪



その他思ったこと。

音楽に関して。
うーむ、良い曲多いですね。見る前から友人に名曲いっぱいあるから!なんて言われてかなりハードル上げてたんですが、その期待に応える曲ばかりでした。ゲームでもボーカルが入っているらしくてビックリです。OPEDは何度もリピートして聞きました。
そんな中でも特に気に入っているのはバトルでかかるreach out to the truthです♪

ちょっと残念なのは発音・・・ごめんなさい、そこだけは凄く気になりました。でも、それをカバーするくらい曲が良かったです。


尺に関して
2クールでも飽きずに見ることが出来ました。7話くらいから尻上がりに調子を上げてきた作品だと思います。
最初の山場12話に作品の面白さのピークを持ってきて、そこから上げ下げを繰り返していたと思います。
ですので、全ての回が神作品!神展開!というわけではありません。
ただ結果的にそういった上げ下げの部分があったからこそ、この作品全体で見たときの良さになったと思います。
毎回、神展開ばっかりだと飽きるし、見てる方も疲れますしね。
そういった上げ下げのバランスは秋〜冬の作品の中でズバ抜けて良かったと思います。

ただ、もうちょっとギャグ減らしても良かったんじゃないかなーと。つまらなくないし、笑えるけど個人的にはもう少しバトルが見たかったです。

円盤特典でディレクターズカット版や真エンディングがあるらしいのでそちらに期待。


原作未プレイの私でも半年間泣いて笑って、おもいっきり楽しめた作品です。
スタッフの皆さん、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。円盤楽しみにしてます。

投稿 : 2012/03/30
閲覧 : 325
サンキュー:

15

persona4 the ANIMATIONのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
persona4 the ANIMATIONのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

0.2秒が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ