アニマル さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
敢えての陰気なアイドルがテーマ
秋元康プロデュースという事で、AKB、乃木坂などのプロデューサーと言えばわかる方は居るかと思います。
暗めな曲を歌うアイドルグループのお話です。
まず、OPの歌詞に「どうして生きていかなきゃいけないの?」と入っている通り、グループのセンターである主人公がかなりのコミュ障陰キャです。
主人公は「アイドルなんてニコニコしてお尻振って馬鹿みたい。でも大切な物を守れないなら大嫌いなアイドルになってやる」と言ってグループに入るくらいです。
個人的には、根暗なアイドルグループありだなと思いました。
アイドルが明るくないといけないという固定観念はアイドルにいくらでも無理を強いる盾にされてきたので。
しかし、そういう多様性を見せながらも水着撮影を拒否するキャラクターに撮影費が、スタッフに迷惑が、他の子もやってるのに…と同調圧力で水着を着せる回はがっかりしました。
あと、ラストはバラバラになったメンバーが集結し、解散しろと言われていたのにやっとライブが出来るというシーンでまさかの曲もモーションもOP使い回し……
OPの歌詞での葛藤(夢なんか見せないでよ)の部分は物語上で解決されたのにまだ「どうして死にたくなっちゃいいけないの?」と歌っているのは演出的に微妙だと感じました。