北山アキ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
二股でキュンをやろうとするとギャグになるという方程式
原作既読
「DAYS」が終わり、「魔女に捧げるトリック」が打ち切られ、「ランウェイで笑って」が終わった週マガで次いでで読んでただけだから、出オチが終わった後は読まんでも…ってくらいだけど。
「アホガール」は好きじゃない。
一夫多妻ではない。二股である。
結婚は国家権力が決めたルールだが、恋愛のルールは当事者間の合意であって、権力を介入させないほうが良い自由領域。
権力に取り込まれやすい、権力の視点からものを見る人は、一夫多妻あるいは一妻多夫が国家権力によって制度化されてしまえば、今は「つがい」にこだわる人もコロッと態度を変えるだろう。
主人公は真面目に二人の彼女が好きで何とかしようとしているけど、環境がその障害になるという意味では十分に悲劇的な恋なのかもしれない。
自分に合わせて急に世界が変わってくれるわけではないから、その制約から喜劇が生まれる一方で物語展開の制約にもなって、コメディの純度を上がらんのかななんて。
単に二股でキュンをやろうとするとギャグになるという方程式かも。