〇ojima さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
人間はアンドロイドを対等に考えられるのか。
いつものことですが
私自身サムネやパッケージから想像した内容からは
・寒い朝
・暗いイメージ
・鬱ストーリー
を感じましたが。。。大分違いました。
流れはスローに始まり
ゆっくりと世界観を説明してからの進行となります。
物語は・・・久しぶり泣きました。
世界設定は人間社会がアンドロイドを利用する社会
アンドロイドは人間とは対等ではなくあくまでも人間が利用する存在
ロボット三原則を忠実に守るように命令がされているが
この世界にはアンドロイドにも感情があるところがストーリーの要所
「イヴの時間は」喫茶店の名前
お店にはルールがある
「人間もロボットも区別をしない」
このようなルールがあると言うことはその行為が当たり前ではない社会があると言うこと
アンドロイドに依存しすぎるな
アンドロイドに感情を持つな
アンドロイドに精神依存することを危険視する倫理委員会は取締りをしています。なぜだろう。
感情を持つアンドロイドは見た目も行動も人間と同じ
違いはロボット三原則の遵守と頭上のリング
頭上のリングを消してしまえば見分けがもつかない。
そこは人間もロボットも区別しない喫茶店「イヴの時間」
この物語は差別社会について問いかけます
従順であることを命令されること
感情を出す場所がないこと
受入ることに対し圧力をかけること
現在私たちの社会は多様性を受入れようと進みはじめています。
このタイミングに視聴してみてはいかがでしょうか。