P さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態：途中で断念した
34話で断念
34話は、マサキとフェイとかいう初期のキャラ出してきて、いきなり仲間面して合流したかと思ったらスパイ。
タイトルが「フー・イズ・スパイ」だったけど、主人公が他の仲間を勘繰って動いているのも滑稽。
積もり積もってこれ以上は無理でした、リタイアします。
ガン・ザルディに会いに行くまでが1番面白かったかな。
25話位で終わらせていれば、おそらく高評価でした。
出ていたキャラをこれでもかと、使い回していましたね。
後半は話の進展が無い割に、面倒な人間模様ばかり。
まるで長期海外ドラマを見ているような気分になって来ました。
各人物の立場(敵味方、上下関係)を入れ替え続け、それに伴う感情の変化をただただ見せられる。
途中から何の為に行動しているのかよくわからなくなってきました。
相手によって態度が変わるのも見ていて違和感です。
例えば、主人公がアムドライバーを信じている子供に対しては不確定要素を隠して自分達を信じろと言う。
その親に問い詰められると歯切れの悪い答えをする。
そして、一部の仲間には当たり散らす。
一例ですが、各キャラでこういう細かい設定が分けられているんですよね。
その中で敢えて矛盾を見せている所もあると思うのですが、まとめきれてないんじゃ？と疑問に思うような出来でした。
長いだけあって、粗を探そうと思えばいくらでも出てくる、そんな作品です。
その中でも1番引いたというか、盛り下がったのがシシーの所です。
シシー救出後、仲間に別れを告げたいと我儘を押し倒し、わざわざ敵の中に戻るシシー。
そのせいでバトル中サラが敵を殺してしまい、病みます。
敵の仲間であるロシェットが発狂。
サラが落ち込んでいてもあっけらかんとしているシシーと、空気が読めない主人公達。
で、後にシシーはロシェットに殺されてしまうのですが、まさに因果応報というやつですね。
シシーの死だけ長ったらしく尾を引く感じで、数話使っていましたが、どうなのかと。
感動させたかったのかもしれませんが、私の心には響きませんでした。
そもそも敵側の死だけ、軽く扱っているのが解せないです。
戦争って怖いですね、結局それぞれの正義の為に人殺しを正当化しますしね。
主人公達に都合良くフィルターがかっているように見え、もやっとしました。
