ハウトゥーバトル さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
三味線の音、感情の音、君の音。
この話は青森から家出してきた三味線男子の話
ジャンルは音楽・高校生
三味線男子ってなんでしょうか...
比べちゃいけないのは分かっているんですが、どこぞやの箏を扱ったアニメと比較してしまいます
ですが、あっちは「初心者多めが絆を通してどこまでやれるか」て感じの部活青春系に対し、本作は「三味線を通じて何を思うか」ということに焦点をあてた、いわゆる音楽人間ドラマ。
ちょっと言葉に言い表しにくいですが、そんな感じですかね((
基本的にはそこらへんの音楽アニメとおなじ感じです。特別なステータスをもった主人公が人や演奏を通して一人の人間として、一人の演奏者として成長していく、という物語。
まず言いましょう。一話だけだった...
面白いと感じたのは一話だけで、あとの話数はなんか訛ってるなぁ程度にしか思えませんでした。
というのも一話以降はありきたりな音楽アニメ。王道ルートとはいえ少しは捻るのかなと思いきやまさかのテンプレ展開。厳しい。
三味線という楽器に焦点を当てたこと、一話の展開、で作者は力尽きたのでしょう。あとは惰性で書いたのかな。
一話も深く掘り下げればもっと面白くできたのに、とも思いました。
最終回もパッとしない終わり方。原作を買えばよいのでしょうが、つまらない展開を見せられてしまえばあの終わり方は悪手と呼ばざるを得ません。
友人に見せてもらったのですが
最近マイナーなものを取り上げた作品が増えてきたせいでどんどん書く内容が減っていく
らしいです。マイナーなものを取り上げることでしか人気を得られないんでしたら作家を辞めたほうが良いと思いますけどね。
まぁ別に私達がとやかく言う権利はないので大声ではいいませんが。