Bハウス さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
踊る大捜査線をロボットアニメにしてみた
今は亡きwジーベックが制作したアニメ
監督はジェネレーターガウルに続き2作目の水島精二氏
設定はエヴァの歴史をなぞっていて
かつて謎の生物ヘテロダインが現れた際に
OE兵器で撃退したものの甚大な被害が出てしまった
そこで対ヘテロダイン用として造られたロボが
タイトルになっているダイガード
しかしへテロダインは襲撃に現れず
経費負担が嵩むからとダイガードを民間に売りはらった
引受先が舞台になる21世紀警備保障
子供たちのイベント用として使っていたが
遂にヘテロダインが出現
現場に居合わせた三人の男女が急遽ダイガードに乗り込み戦う
基本線としてサラリーマンが中心の話
しかし民間企業だけで勝手に行動できないので
お目付け役として国連安全保障軍の管理官が
出向して陣頭指揮を執る
刑事ドラマで警視庁を本店
所轄を支店と呼んで縦割りの間柄を見せた
「踊る大捜査線」の構図
他にもVシネマ「フットマンブラザース」の出演者
石塚英彦、田口ヒロマサ、伊集院光まんまのキャラが出てくるなど
90年代のアニメらしい設定
自衛隊が出てきたり会社内クーデターあったり
コクボウガーと言う別のロボットが出たりと
26話だからキャラクターの内部も掘り下げつつ
ギャグとシリアスを混ぜて飽きさせない話だった
個人的には必殺技であるノットパニッシャーが好き
槍のような武器でヘテロダインのコアを貫くのだが
見せ方がカッコよくてよくよく考えると
地味な技なのに毎回カタルシスだった
13話が平常運転の今では
ロボットアニメには不向きだよなぁ~