ふぁんた さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
かつての友と侵略者
エウレカはいつだってかわいい!
現代世界をオーバーラップしつつ架空の独立国「沖縄」を舞台に劇がスタート。
ロボットアニメ系だとあまり現実の国は出てこないが、
政治的な側面や各国・各組織の利害関係が交差するハードボイルドな舞台に
スカブコーラルとシークレットが災難をもたらす。
複雑で挑戦的な舞台設定だが一話から面白くありません。
やっぱり主人公のアオがキャラデザ含めまったく魅力がありません。
他主要メンバーも前作の個性的で大人なキャラクターと比べると記憶に残りません。
1番の問題はヒロインがいなかったこと。
というか、本当の問題は物語の主軸が全くなかったこと。
前作はエウレカとレントンの恋物語でしたが、
本作は恋をするでもなく、世界を救いたいでもなく、家族愛を求めるわけでもなく、、、
場当たり的に数話ごとにフォーカスがずれていくが
決して群像劇というスポットの当て方ではない。
トゥルースが登場する頃からようやくお話が動き出します。
それまではテンポ悪いです。
そして!物語中盤頃に{netabare}ようやくエウレカが出てきます!
ゲッコー号のシルエット出た瞬間は{/netabare}上がりました。
前作では「サクラ」をはじめ、耳に残る曲がいくつかありましたが
残念ながら本作では曲は刺さりませんでした。
最終的に{netabare}レントンとエウレカ{/netabare}のいちゃいちゃ見て
嬉しかったので、エウレカセブンはそれこそが大切な気がしました!