岬ヶ丘 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
夢のドリームマッチ、ここに実現!
原作で実現しなかった夢のドリームマッチということで楽しみにしていた。
D2 立海・玉川の突然感が否めない。玉川は超攻撃型のロブが得意と言われてもあまりインパクトはないし、そんなにポンポン打てるものでもないのでなんだかなあ、という感じ。
D1 圧倒的に立海有利な展開でこれは勝負にならない。ただ試合後に普段表情をあまり変えない樺地が泣くところが印象的だった。
S3 氷帝・宍戸久々のシングルスは嬉しい。相手も基本ダブルスの柳生ということでシングルスなんだけど、両者ダブルスをやっている感じもあっていい。宍戸の泥臭さはテニプリにはあまりないかっこよさで、宍戸いいなあとあらためて思った。
S2 跡部VS幸村。実質的にこの試合一番の見どころ。新テニの物語の後になっているため、両者新しい必殺技を繰り出すのがうれしい。お互い超高度な技を使っているので原理は全く分からないが(幸村しょっぱなから五感を奪うってなんだよ……)、お互いが納得しているなら視聴者は置き去りになっても大丈夫!
跡部の華麗な技の数々はR・フェデラー、どんな球でも返す幸村はM.ジョコビッチという感じがした。最後のタイブレイクがとんでもないことになっていたが、やはり幸村強し。しかし跡部は敗れてもかっこいい。
S1 氷帝の日吉は関東大会以降出番がなく、影の薄さは否めなかったが、切原との皮肉の言い合いは面白かった。必殺技も身に着けてかなりパワーアップした印象だが、やはり切原には敵わず。ただ両者とも次期部長として部を全国制覇に導く自覚が芽生えていたので、このエキシビションマッチやってよかったね、という感じ。
総括 試合は氷帝の負けはまあ納得として、問題は立海・仁王の不在問題。仁王の強さは異次元なのでキャラの扱いに困った結果、今回は出番なしという判断なのかなと思う。でも3年生キャラの卒業が一つのテーマなのに、仁王だけいないというのもなんだか寂しいなと思った。普通にレギュラーから外してベンチで応援というわけにもいかなかったのかなあ。
視聴日 21/8/13