退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アイドルの鑑、ドルオタの鑑。
アイドルアニメかと思ったら、
ドルオタがメインなんすね。
しかもドルオタが女性という点がかなり斬新。
オタクなのにキモくなりすぎず(キモいけどw)、
アイドルなのに可愛くなりすぎず、
等身大なキャラデザと現実的なストーリー。
思っていた以上にリアリティのある面白い作品でした。
{netabare}
作品としてとても好感が持てるのが、
えりぴよと舞菜の絶妙な距離感。
2人とも必要以上には接近せず、
電車内でたまたま遭遇した時も、
公園でたまたま出くわした時も、
メイドカフェで客と店員としてたまたま出会った時も、
友達ではないので必要以上に踏み込むことはしない。
アイドルとファンという距離感を、
お互いちゃんとわきまえている。
えりぴよと舞菜がコミュニケーションを取れるのは、
毎回、握手券1枚あたりの5秒間のみ。
その短さのせいで、
お互いに伝えたい事を伝えられず、
毎回、すれ違いや勘違いが起きる。
切なくもありますが、
えりぴよの尋常じゃないテンションは、
毎度笑いましたw
そしてEDの桃色片想いも粋な選曲でGOOD。
↓ここから余談。
私事ですが、
アニメにハマる前、
ドルオタとまではいかないが、
アイドルに傾倒していた時期がありました。
特に、2007年にブレイクした3人組の某テクノポップユニットには、
結構力を入れてました。
この子たちがまだ無名だった下積み時代、
亀戸にあった今は無き某ショッピングモールで何度もイベントを行っていて、
近隣に住んでいた私は、
何度か彼女らのイベントを見かけたことがあったのだ。
その時は全く気にも留めなかったのだが、
数年後、全国区で名前が知られるようになり、
「あれ、この子たちもしかして。。。」と、
気づいた時には既に遠い存在でした。
即大ファンになり、
過去の音源を聴き漁り、
ライブDVDも観まくり、
初めて行ったライブは2008年、
まさに初めての日本武道館公演でした。
武道館の2階席で彼女らのライブを眺めながら、
当時の私に先見の目があれば、
まだ無名だった頃に、
握手したり写真撮ったりできたかもしれないのに。。。
と、そんな事を思っていた過去の記憶があります。
はい、余談終わり。
私の経験談はどうでも良いのだが、
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」というタイトルは、
まあ意味深な気がします。
死ぬほど嬉しいというのはもちろんあるでしょうけど、
武道館に行くという事は、それだけ有名になるという事。
もし舞菜がそれくらい有名になってしまうと、
えりぴよは舞菜に簡単には会えなくなってしまうので、
会えない辛さで死んでしまうんじゃないだろうか、
ってことを危惧してしまいます。。。w
原作でもまだ武道館には行ってないようなので、
どうなるのか気になるところ。。。
最終回の「おわり...?」も非常に気になるところ。。。w
{/netabare}