Puny さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
イライラポイントは多いけど
キャラクター設定は上手なので感情移入しやすいが
ストーリーが??な箇所がありイライラするポイントは多い。
人助けをするともらえるキャンディを集める話だったのに
実は、最後の1人になるまで殺し合いをさせ
勝者ただ1人が、真の魔法少女になれる。と分かる。
主人公は、戦闘にはまったく役に立たない
「困っている人の心の声が聞こえる」という能力だが
人の良さからなのか、善人からは恨みを買わず、
悪人からは、能力の低さから、いつでも殺せると軽く見られ
何もせず、最後の3人に残り、2人が相打ちになるという話。
イライラポイントだが、
主人公が、とにかく無能で、泣いてばかりで何もしない。
見た目不気味というだけで、助けられても感謝もしない。
正論だが、要は自分の手を汚したくないと言っているだけだし
結局、最後の1人に生き残る。
キャラ的に仕方ない所だが、一番、イライラした。
悪人側は、悪事に躊躇がなく
人助けをしたい善人の中から選ばれているはずなのに
なぜ、選ばれたのかが不思議だし
「不死」という最強能力、アリスの最期も、
とっとと変身すれば、万事解決だし、解除しなけりゃ無敵だった。
「物質を透過する」能力を持つ、スイムスイムは
銃や剣が効かず、地中や壁等に潜れるので、戦闘では最強。
「投げたものを目標に命中させる」能力のリップルが、
どう攻略して行くか?が、最大の山場だと思うが、
視聴者には、クラムベリー戦で弱点が音と光だと分かっているので
意外性がなく、リップルもファブから聞いて知っているのに
なぜか通常攻撃を繰り返し、雷に打たれて、閃光弾に気づくと
なぜか持っていた閃光弾であっさり勝利。(相打ちだけど)
(袋は、何でもいくらでも入る袋で、
何でも好きな物が出てくる袋ではない)
せっかく、最後の最後に、主人公が初めて役に立つのに
リップルがファブの口車に乗って躊躇するシーンがなく
「騙されないで!」と主人公に叫ばせても、
剣を振り上げたリップルが、勝手に振り下ろしただけ
にしか見えず、叫んだ甲斐が皆無だし、
端末壊しても、ファブは無傷だろうし、
多少、困らせた程度では、カタルシスが弱すぎる。
結局、何も解決していない。
原作は未読、違うのかもしれないが。
自分は、犬吠埼珠が、一番、嫌いなキャラだったので
たまの最期は、おおっと思った。 ふさわしい最期。