カミタマン さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
商売最優先のタイトルか?しかし内容は悪くは無い
2021/08/11 投稿
2021/08/12 微修正
2021/08/13 加筆
タイトルが胡散臭い,パクリっぽいです…
一応調べてみました。
『ゼロから始める魔法の書』電撃文庫(KADOKAWA)より2014年2月から2017年12月まで全11巻が刊行された。
『Re:ゼロから始める異世界生活』小説投稿サイト「小説家になろう」にて2012年4月より連載が始まり、MF文庫J(KADOKAWA)より2014年1月から刊行されている。(どちらも,日本語版ウィキペディアより)
ということで,やはり,リゼロが先でした。
偶然の一致の可能性は「ゼロ」に限りなく近いと思われるので,おそらくはKADOKAWAの商売上の都合からのネーミングかと思います。
まあタイトルがタイトルなので,あまり期待しないで視聴してみました。
結論から言うと,意外に面白かったです。
割と先が気になる,わりと伏線が張ってあってちゃんと回収,1クールでコンパクトに収まっている。{netabare}原作はどうなっているか知りませんが,ゼロは当初の目的を達ましたが,傭兵さんは目的を達していないので続きもあるかも知れません。というか,一応の完結はしましたが続きを臭わせた終わり方でした。{/netabare}
もちろん傑作とか超お勧めとかそんなわけは無く,ストレス無くさくさくっと視聴できてそれなりに面白かった的な評価となります。自分は(個別評価をすると自分としては納得いかない全体評価になる場合が多いため)個別の項目の評価はせずに,全体評価しかしないことにしているので評価3.5ですが割と4に近い感じです^^;
色々ツッコミ始めたらきりが無いですが,タイトル以外はあまりそう気になりません。
それよりも,あえてここに書きたいこととしては,不思議な懐かしさを作品全体から感じた点です。なんとなく昭和のアニメの空気感をまとっているというのでしょうか。
どこが?と自問自答してみると
作画とか設定とかなんとなくユルイ感じ?
獣が話す感じ?(手塚治虫的な感じ?)
EDアニメーション?(名作劇場っぽい?)
なんとも言えないノスタルジー(笑)
以下
2021/08/13 追加部分的
大切なことを書き忘れていました。
作中で獣堕ちの置かれている状況が,
現実のアフリカで,アルビノの人たちが置かれている状況と同じですね。この問題にちょっとなりとも触れていることは,本作の大きな功績と考えます。聞いたことがないという方はぜひ「アフリカのアルビノ」で検索をm(_ _)m
https://www.afpbb.com/articles/-/3143228