シン☆ジ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
重い。。妬み、憧れ、そして想い
間を置かず三期制作・・ありがたや(=人=)
ちなみにアニメは『まとめて観る派』です・・
ですが、それも良し悪しだなーと感じました、です。
まとめて観ることにより過去回や人物を忘れることは少なくなりますが・・
世界観に浸りやすくなるがゆえに、明るい回はいいけど、そうでない回は気持ちがどんよりしてしまい、それが続くと食傷気味になってしまい・・
ちょっと疲れましたが、つらつら思うまま書くこととします・・
■物語について
序盤は、二期の続きの話で興味深く観ました。
中盤辺りは、疲労感、苦痛も・・感じてしまいました。
~{netabare}
各キャラのこれまでの行動原理のタネ明かし。
実は過去こうだった・・実はあの時こうだった・・
物語の展開としては普通の流れですけどね。
広げた風呂敷の畳み方がドロドロして暗い。。
特殊な事情があるにしても色んなキャラの行動が特殊過ぎてどうにも感情移入がし切れず、冷めた目で見てしまう。
キョウ・・自分のせいで死なせた(と思っている)人の娘と、のうのうと暮らすかフツー。思い出した時点で消えるのが普通じゃね?
なんて思っていたら・・・その時点で既に惚れていたって事かい・・まあ惚れたんなら仕方がないか・・仕方ないねウン。
え・・このタイミングでヒロインを崖から落とすとか・・
これってテントのあった場所・・ま、漫画ならありかw
{/netabare}~
終盤は、物語の全容や将来が垣間見え、明るさも多少戻りましたが・・
気分的にどんより暗いイメージが自分の中に残りました。
そんな中でのヒロインの明るさは、やはり映えましたけどね。。
~{netabare}
なんで・・ヒロインはキョウを選んだん?
あまり登場人物が人を好きになる理由は気にしない方ですが本作に関してはヒロインの好感度が高かったせいか、キョウを恋愛相手にした事に合点がいかない・・
あぁ・・母親の刹那の願いがあったんだ・・
まあそれも構成の仕方のひとつではあるか・・
{/netabare}~
これは二周目はまた違った感想を持ちそうですね。
でもこの辺は制作側の意図が気になって作品の世界に没頭できませんでした。
おいおい・・とツッコみはするけど、それなりの背景なり理由が提示され、まあ・・納得はできないけど丸め込まれてやるか・・みたいな・・そんなやりとりを作者さんとしてる気分になりましたw
原作:白泉社・花とゆめCOMICS(未読)
制作:2021年春 トムス・エンタテインメント(全13話)
(2001年スタジオディーン版は未視聴)
視聴:2021年夏 dアニメ
■出演者について
感慨深く思える人が多かったです。例えば・・
石見舞菜香さん
ライスシャワーのような純粋少女の声も、その熱演も尊くて・・
おかげでこの作品の輝きが増したと思います。賞賛!
折笠愛さん
聞いた声だと思ったら・・サクラ大戦のあやめさん。。
井口裕香さん
聞いた声だと思ったら・・やっぱゆかちw
藤井ゆきよさん
出演してるのにエンドロールにしか記載されてないなんて。。
上田麗奈さん
やっぱイイ。自分も「もう、いいよ」って囁かれたいw
加隈亜衣さん
やはりただのサブキャラではなかったですね。。
やはり黒髪ロングの立ち位置は普通じゃないですね。
個人的にはヒロインと同じくらいヒットしましたw
特に駅前のシーンが良かった。。
豊崎愛生&佐藤聡美さん
いやほんと唯ちゃん律っちゃんも成長したもんだ(チガ
途中重いところもあり・・
それを引きずってしまった感はあるけど・・
観て良かった・・と思います。 多分。