わし さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
10カウントで終わる世界はモノクロだった
観たいものもなく何となく○etflixを漁っていたところ出てきたので視聴しました。
時代は1990年代の格ゲーを基軸とした恋のストーリーです。
これまたハマりました。『月がきれい』や『からかい上手の高木』さんとはまた違った純粋な物語です。
ゲームのことしか考えてない主人公の春雄とお嬢様の大野がゲームを通じて距離が縮まっていきます。
このゲームを通じてなのですが、実際のゲーム画面も映し出されておりとてもリアルに仕上がっております。
そしてこの出てくるゲームが私が通ってきた道なので本当に懐かしいです(年代がバレる恥)。懐かしすぎて押し入れからゲームを引っ張り出してプレイしました。
ファイナルファイトをプレイしていて気づいてしまいました。
一人でするの寂しいじゃん。って
そんな戯言は置いといて、物語はもちろんですが、私がこの作品を好きな理由としてほかに三つあります。
一つは、作画が綺麗。この作品はゲーム画面との相性も考慮され3Dで構成されています。最初は違和感が多少ありましたが途中から綺麗と思うようになっておりました。夜の河川敷、朝方の工場等の描写は何度観ても心が洗われたような気持ちになります。
二つ目は、音楽です。一つ目のところで挙げた夜の河川敷、朝方の工場で流れてくる劇伴は本当最高です。また、OPとEDの歌も最高にいいです(出退勤時によく聞いてました)。
三つ目は、出てくるキャラの個性が一人一人よく描けてるところです。春雄、大野以外に日高や宮尾等出てきますがみんな好きです。個人的に宮尾とじぃやが好きです(嬉しそうにパチンコに行くところ)。
ゲームのこと全く知らないって方でもわかる内容だと思いますし、本当におすすめなので是非観ていただきたいです。