南関東のパリ さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
端的に言って駄作
他のバイオシリーズの映像作品も見ましたがこれが最悪でした
まず絶望的にストーリーが破綻しています
序盤は特に問題はありませんが、3巻目から気持ち良いぐらい壊れます
ネタバレになるので詳しいことは省きますが、そもそもレオンとクレアが最後の敵と戦う理由がありません
論理的に考えれば、むしろ協力して一緒に戦う存在です
またエンディングのレオンの行動も意味不明です
行動に一切の因果関係がなく、それを理解しているクレアを含めて「キングクリムゾンオ攻撃を受けたのでは?」と視聴者に思わせるほど不可解でした
これほどの衝撃を受けたのは、何の説明もなくキャラが次話で正気に戻ったGのレコンキスタ以来です
また明らかに中国資本が入ってるのが分かる、あからさまな中国=被害者、反中国=悪という構図も不快です
さらに時系列も無茶苦茶で、釈然としないシーンのオンパレード(例えば行きは死ぬような目に遭ったのに帰りはなぜか一瞬で無事)とストーリーに関して褒めるところがありません
見ているうちに「実はこれバイオの皮をかぶったB級サメ映画なのでは…」と思ったぐらいです
ただ、映像は前作からの著しい進化が見られました
とりわけホワイトハウスの遠景は実写を見まごう程でした
まとめると綺麗な映像で見るアマゾンレビュー☆2.0のB級映画といったところです