robelt さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
くぅ、そうだったのか、、やられたぜorz
毎クールこういうの一つはほしいなぁと個人的に思いました。
原作は小説らしく、読んではいないですが、とても興味をそそるという意味でおもしろいことを期待して視聴しました。
感想は、まさに期待通りだったなと。
ネタバレは絶対なしで見た方が面白いと思うので、以下は視聴済みの人が読んだ方がいいと思います。
{netabare}
きっと最後はみんなで殺し合いになるだろうとか、死者を殺したら災厄が止まるとかなど、予想できてしまったところもいくつかあります。
しかし、何より一番重要だったクラスにまぎれた死者についての演出は素晴らしかったと思います。
副担任の三神先生とおばさんである怜子さんは実は同じ人物なのに、あたかも2人の別人であると思わせたのは非常に巧妙でした。
しかも文字と違いアニメでは姿、声(スタッフロールの声優さん)でわかってしまう可能性が大きいところを巧みに隠していたと思います。
眼鏡や髪形、化粧で見た目を、声優さんは偽名を使って架空の人物を1人作り上げていたらしいです。
そこまでやるか!!と思いつつ、自分も推理しながら楽しんでいたので、最後は本当に興奮しました。
いままでの自分の持っていた疑問のシーンが回想に表れて、
「あぁ、そういうことだったのか」
と疑問が解けていく様は今までにない演出のなせる技だったなぁと。
{/netabare}
頭も疲れますし、精神も怖い&グロいで疲れますが、僕は頭使うのが好きなことと、我慢できる程度の怖さと、グロだったので非常に満足の作品でした。
むしろ話を盛り上げるといった点ではやり過ぎなぐらい死の演出が露骨だったことは評価できると思います。