polpol さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ギャップの威力
基本的にギャグ的な展開で進んでいく本作。
顔芸、下ネタ、中二的。
ところがどっこいラスト付近で良い話をブッコんでくる。
慎重すぎるをネタにしてたのに、背景見せることでネタがガチに。
ギャグだったのに、結構シリアスに。
この落差よ。
悪い人が良いことする事で、その人が魅力的に見えるという魔法。
その名もギャップ。
コレが上手い具合に作用していたなと感じます。
いや、だって、顔芸したり、下ネタに走ったり、酸っぱい体臭してたヒドインもといヒロインが魅力的に見えちゃいましたし。
それになによりセイヤ君ですよ、セイヤ君。
何となく、実は仲間思いってのは見ていて分かっていたけども。
{netabare} ヒd…ロインとの関係性ね。ラストは痺れました。
セイヤの瞳に前世の女神を映し、その後の「今度は助ける事が出来た」からの微笑み。 {/netabare}
ヤバみ極まってますね。
物語は一応完結してます。けど、一章終了みたいな感じです。
ぜひ二期が見たくなる作品でした。