TaXSe33187 さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
江戸の敵を長崎で討つような
クリエイターに憧れていたけど普通の大学に行って、そっから色々打ちのめされたオッサンが主人公
理由のわからないタイムリープによって芸大の道に進み直し、未来の一流クリエイターたちと一緒に生活をしていく…みたいな
過去に戻ってシェアハウスで自己紹介を初めたとこで見るのをやめた
{netabare}タイトルにした通り、未来の苦しみと過去の決断に1ミリたりとも関連性がないのが問題
いやまぁ「もしもクリエイターになってたら…」をやりたいのはわかるよ?
でも、契約社員をやってたとこのプロジェクトが頓挫したのって主人公関係ないよね?
それより前にギャルゲメーカーで働いていたときも単純に企業体質の問題で潰れただけだったよね?
もう驚くほど進路選択関係ねーじゃん…
仮にこれが「プラチナ世代」のライターやイラストレーターとの折衝に失敗した結果頓挫して、
「クリエイターの気持ちに寄り添えたら…」とか「俺の指摘を受け入れていたらもっといいものができたのに…」とかなら分かる
過去に戻ってクリエイターたちの人間性を理解して、今度こそ一緒に完成を目指すっていうならむしろ面白そうと思えた
でも元の時間軸では「プラチナ世代」とは何の接点もなくて、精々が頓挫したプロジェクトに名を連ねていたって程度
そんな遠い間柄の人間に対して「同じ大学行ってたら一緒にゲーム作ってたのに…」とか意味不明すぎて笑えない
自分が作れなかったゲーム企画を成功させるために元いたギャルゲメーカー時代に戻るとか、
部長が社内政治に負けるまでの時間を何度も行き来することで凍結の原因を解決してプロジェクトを成功させるとか、
同じタイムリープにしても主人公の挫折・失敗と明確に結びついた「リメイク」ポイントはたくさんあるでしょ…
「勤めていたギャルゲメーカーが自滅した
契約社員として末端にいたプロジェクトが開発中に頓挫した
それもこれも全部自分が芸大に行かなかったのが原因なんだ!」
こんな脈絡のない考えの主人公がタイムリープしてやり直しても特に興味がわかない
この辺の考えの甘さを糾される展開があるんだとは思うけど、それで主人公の考えが変わったところでシナリオの違和感は変わらない
なんか上っ面だけでクリエイターだのタイムリープだの書いてるような薄っぺらさが目立つので早めに断念
{/netabare}
{netabare}とりあえず報告もなしに紙資料をデータ化して処分なんかすんな
というか社内資料の整理順を勝手に弄って全部事後報告しても出来る男アピールにはならんわ
社内の共有ファイルの参照先が全部変わるような大事なんだから最初にちゃんと決済とっとけ
{/netabare}