take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
これは・・・ブラックだわ・・・。
働くオジサンにとっては悪夢に近いw。
ま、順番に年齢を重ねれば、よほど節制している人か、運のよい人以外は関係してくると思うので、良い教訓と出来ればいいんだろうけど。
主旨としては、本編(?)の「はたらく細胞」と同様なんだけれども、
この宿主な体の持ち主の肉体及び、おかれている環境(推測)があまりにも過酷なため、はたらく細胞の皆さんが大変苦労するという・・・。
とは言え、現代の社会の中で働いている皆さん(私含むw)の中には、この宿主の同様、または近い環境下で働いている人は少なくないと思われ、そっとため息をついてみる。
アニメーションの中では、ある意味真面目系に近いのかなぁ。
エンタメ率20%豆知識率30%教訓率50%的な・・・。
こう感じるのは、自分がオジサンで、健康診断的の数値的に・・・ゲフンゲフン・・・。
・・・ま、あ、思い当たる節が無い事も無い事も無い事もないwwwからなのかもしれないけれど、まぁ~観ていて気分が沈んでいくこと沈んでいく事w
ほんと、ちょっとキツかったかもw。
あと、意図はしていないのかもしれないけど「働く」って意味を考えたり、問うたりするポイントもあって、ちょっと考えさせられましたね。
今の世の中では「自己実現」が最優先され、それは時代的にも、真実としても間違いではないんだろうけれども、昭和から生きている者としては、社会とか会社とか責任とかの絡みも含めて考えてしまいましてね。
「とにかく、働け!」っていう言い方にも、100%の反発ではなく、「そこ」に何かあるのかも・・・しれない、なんて思っちゃうわけですよ、社畜根性が身についているのかもしれないんですけどね。
ま、今どきは流行らないとは思いますが
「仕事ですから」とか「これが自分の役割ですから、責任ですから」「自分不器用ですからw」なんて言葉を吐く人物にググっと来たりもする訳です(最後のは関係ないかwww)
さて、自分はこの作品を観ていて、
やべー、これ自分が○んじゃう時に思い出しそう、なんて思った訳ですよ(今んところは、○ぬ予定なんてないんですけどね、幸い)
最後の最後に、自分の「はたらく細胞」たちに「どうだった?最後まで働いてみた感想は?」なんて聞いてみたくなりました。
少々、ブラック(正にブラックでした)ですが、
本編の派生作品としては、同じような感覚で観れると思います。
各キャラクターが本編とは正反対の色付けがされていてユニークでしたしね。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。
自分の「はたらく細胞」について考えちゃうかもしれませんよ。