ninin さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
救いのない世界
原作未読 全11話+総集編 2クール目は10月から放送予定
完全自立無人戦闘機械(レギオン)で世界各国に宣戦布告をした帝国、その帝国の侵攻を阻止しようと共和国が、共和国内で迫害・人種差別しているものたちを共和国圏外の86区に送り込み無人戦闘機械と戦わせているお話です。
迫害を受けているもの中で戦っているのは10代の男女、安全圏にいて迫害している側が指揮官と、救いのないお話でした。
戦闘マシーンとして見ないものばかりの中で唯一86区で戦うものたちと寄り添うのが主人公の一人レーナでした。
戦闘でレーナが指揮している隊の隊員たちもどんどん戦死していきます。
いくらレーナが寄り添っても実際には一緒に戦っていないので、レーナに対してかなり辛辣な言葉を投げかけます。
国がこのシステム採用している以上、レーナ一人ではどうにもなりません。でも結構頑張っていましたね。
レーナの指揮しているスピアヘッド部隊の真実が明かされる時、とても切なくなりました。
スピアヘッド部隊人たちは悪態をついていますが、みんな悟りすぎですね。
最後まで観て、救いようのない世界ように感じましたが、最後のレーナの表情を見てこのままじゃ終わらない感じがしました。2クール目が楽しみです。
OPはヒトリエさん、EDはSawanoHiroyuki[nZk]:Lacoさんが歌っています。
最後に、タイトルの地獄の墓堀人はもう一人の主人公「スピアヘッド」戦隊隊長のシンのパーソナルネームであるアンダーテイカーのことですが、この名前を聞くとWWEプロレスに出ていたジ・アンダーテイカーを思い出しますねw