シン☆ジ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
賞賛したい。。けど受け入れがたい部分も。。
タイトルから敬遠していた作品。
結果として感動に至る物語は大歓迎なのですが、救いようのない結末が想像できるせいで泣かせるためだけに作られた作品のような気がしまして。。
ジャンルとしてはキライじゃないんですよ。
でも、いかにも泣かせてやるぜ~!的な雰囲気が見えてしまう作品は身構えてしまうのです。
セカチュウで心折られたせいか、「あの花」は好きだけど「君嘘」はちょっと・・みたいなw
(じゃあなんで観たの?についてはおいおいw)
さてそんな自分ですが、この物語はどんな感じなんでしょう・・・
【作画】どうかなー
なんか人物と背景が合わないような。
【キャラ】ありがちかな。
ありえないくらい元気な薄命の美少女。
クールでぶっきらぼうな男子学生。
キャラの顔は声優さんに寄せてるような気もします。
【ストーリー】意外性もあるけどおおむねありがちかな。
人は誰しも明日死ぬかも知れないのに日々漫然と生きてるよねーみたいな、たしかに考えさせられる部分はあるけど。
【cv】個人的には歓迎。
Lynnさんは、スクストの、りのまの、
ウマ娘の、マルゼンなどなど
声色を変えるのがうまいので気付かない事も多いですが
Twitterフォローしてるので知り、観る気になりました。
この頃の演技はフレッシュですねw
cvに女優さんを使わなかったのは良かった。
ちなみにオーディオブックでは堀江さんだったらしいです。
「ゴールデンタイム」を思い出します・・
なんと藤井ゆきよさんもいますね。
最近ウマ娘では、たずなも。
自分のBEST10に入っているお二人でした。
今回、ちょっと好きになれないキャラでした。
まあ好演ではありましたが。
【ツッコミ&感想】
~{netabare}
不良を成敗・・ありがち過ぎ。なにかのフラグ?
恭子ウザ過ぎ・・親友なら想いを汲むのが第一じゃね。
予約の手違いで同じ部屋・・鉄板過ぎw
自宅でKISS直前・・鉄板だけどマジふざけてやったのかは明らかにして欲しかったw
で、観ながら妄想してしまいます。。
もし自分自身が青年時代に短命とわかったら・・
恋愛は外せないけど好きな人に告白はできないでしょうね。
たとえ想いが成就しても相手を悲しませることがわかっているから。
なので好きだけど友達として・・という思考回路はわからなくもない。
まあこのヒロインの場合は恋ではなかったとは言ってますが。
でも逆に、もしこんな短命美少女が自分に好意を寄せてくれたら・・
自分の将来の悲しみより、彼女の瞬間の幸福に尽力するでしょう。
その後の悲しみは大きいでしょうけど、漫然と過ごす人生よりはよほど有意義な人生と言えるかな。
なーんて思いながら、観ていたら。。
え、なにこの展開。
刺されて死亡とか。。ないわ~。
懲らしめた不良の復讐?
刺される前に何かされてない?とかはゲス妄想過ぎ?そこまでダークな展開ではないか。原作者は悔いのないように生きようとかいう事を強調したかったんでしょうか。まあ「小説家になろう」投稿作品だったらしいので意外性を求めたんでしょうし、これがあったから話題にもなったんでしょうけど、好みで言えばナシ、ですw
しかしそれにしてもですよ・・
死後のヒロインは爽やかに描くしかないとは思うけど、彼女が刺された瞬間から死が訪れるまでの束の間、彼女の無念さはいかばかりでしょう・・
短命であることが分かっていたがゆえに、やりたいことの多くはできたかも知れないけれど、これから、今度こそは・・という矢先ですから。
その無念さをしつこく演出しなかったのは感動ポルノとの評価を避ける意図があったかも知れませんが、彼女の一瞬の表情や、犯人の扱いなどはちょっとは垣間見させて欲しかった。モヤモヤが残り過ぎて残念。
{/netabare}~
原作:小説
制作:スタジオヴォルン・・?初耳。
うしおととら、からくりサーカス、バック・アロウ、とかですか。
新しい会社ですね。
公開:2018年9月
視聴:2021年7月 金曜ロードショー(録画)
人生の尊さを知る意味で若い人に観て欲しいけど、自分が若い時に観ていたら、ちょっと心的ダメージが大きかったかも・・
モヤモヤをスッキリできる手段を用意してから観るのがいいかも ^^;
~{netabare}さあ、気を取り直してウマ娘育成でもするかw{/netabare}~