mimories さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
お仕事テロリストくくる
一見して同じP.A.WORKS制作の「色づく世界の明日から」を思い出した人も多いだろう。
監督/シリーズ構成・脚本/キャラクターデザイン・総作画監督/プロップ設定/美術監督/美術監修/色彩設計/撮影監督/特殊効果/編集/音楽/音響監督
…などなど、まさに「色づく」スタッフ再集結。
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(3話視聴後)
その「色づく」ではキャラがピリピリした感じで苦手だったけど、本作ではそういうのが少なければな…と。それがP.A.って感じもするけど2クールそればっかになるとキツイんで。にしてもさっそく主役が嫌いになってきた(笑)
作画は期待通りレベルが高い。これだけでも観る価値は十分あるだろう。
脚本に我慢できなくなる不安もあるが、できれば最後まで観たいものだ。評価はまたそのときに。
「まくとぅそーけー、なんくるないさ」…真(誠)の行いをしていれば何とかなるって意味らしいんで、あまり軽い気持ちで「なんくるないさーw」って言わないほうがいいのでご注意を。微妙な気持ちになる人もいるそうなんで。
「つきしろ」という泡盛。南城市の地名「つきしろ」と色づく主人公「月白」が重なったのは偶然?
キジムナー{netabare}と、名前と生年月日を書けなかった?母子手帳、関係あるんやろか…?{/netabare}
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(17話視聴後)
本作も相変わらす作画だけのP.A.WORKSだった。もうガッカリ。視聴断念も考えたが、とりあえず倍速で話だけは追うことに…という評価。
舞台が現実に近いのに登場キャラはエキセントリック。トラブルを起こすためだけにキャラがアホ設定されてるというか道化になってるというか。扱いが雑で本当に萎える。ファンタジー世界であればそう気にもならないんだが。
水族館という舞台設定、しっかり描き出した作画は良かったからここまで観ていられた。が、ストーリーは実に陳腐で痛々しい。せめて「色づく世界の明日から」のように1クールだったら…。
がまがま水族館は斎場御嶽や知念岬の近くという設定なんで、近くまで行ったことある方はそこそこ多いんじゃないかと思う。そういうのアガるんだけど。沖縄へは2年に1回くらい観光で行ってる自分としては。
あーガッカリ。
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(全話視聴後)
結局オーソドックスな軟着陸で締めククル感じで終了。
にしても2クールの中で感動を覚えた記憶がない。異常なキャラが織りなす新しい日常系のカタチだったんだろうか? 自分には理解できない。うっすらファンタジーでもあったが、キャラの思考が一番ファンタジーでついていけなかった。そのへん割り切れたら楽しく観れたかもしれないが…。
最後の{netabare}「風と花と珊瑚と…心」は聞いた瞬間「やっちまったなぁ」と思った(笑)
それはいいとして。
風花とくくるは分かるが珊瑚? くくるの母親の名前? 沖縄が珊瑚(サンゴ礁?琉球石灰岩?){/netabare}ってのはわかるけどよくわからんのは自分だけかな。どうでもいいけど。
せっかく作画がんばってる会社なので、違う脚本家と監督で制作していただけると嬉しいです。