Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
戦え! 命ある限り 歌え! 魂のままに 踊れ! 感じるままに まだ見ぬ伝説へ
この作品はオリジナルアニメなんですよね。
漫画などは未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
時空を越えて伝説の少女たちがゾンビとして蘇り、
アイドルとして佐賀県を救う
「新感覚ゾンビアイドル系アニメ」
ある日の朝、源さくらは不慮の事故で息絶えてしまう。
10年後――
とある洋館で目覚めたさくらは、謎のアイドルプロデューサー・巽幸太郎に「伝説の少女たちと共にアイドルになって佐賀を救うんだ」と告げられる。
アイドルグループ「フランシュシュ」として、7人の少女たちは存在が風前の灯火と化した佐賀県を救うべく、活動を開始した。
年齢、時代の違いで起こるトラブルを乗り越えて、ゾンビという不死身の身体でアイドルの常識を覆していく。
そして、平成最後の冬に唐津市ふるさと会館アルピノで初の単独ライブを成功させ、
伝説への一歩を踏み出した。
そして、この令和の時代。
希望に満ち溢れ、輝く未来に向かうフランシュシュの新たな物語の幕が上がる。
公式HPのSTORYを引用させて頂きました。
まず、公式サイトのTOPページ…
フランシュシュのみんなの気合のみなぎった表情が、このリベンジに彼女たちがかける思いを物語っているみたい…
厳しい表情は人それぞれ…
だけど誰一人目を逸らすことなく真っ直ぐ前を見据えているんです。
激しい荒波や逆境に、みんなで一丸となって驀進している感じが個人的には大好きです。
ここでフランシュシュの皆さんを紹介しておきます。
ゾンビィ1号:源 さくら(CV:本渡楓さん)
ゾンビィ2号:二階堂 サキ「伝説の特攻隊長」(CV:田野アサミさん)
ゾンビィ3号:水野 愛「伝説の平成のアイドル」(CV:種ちゃん)
ゾンビィ4号:紺野 純子「伝説の昭和のアイドル」(CV:河瀬茉希さん)
ゾンビィ5号:ゆうぎり「伝説の花魁」(CV:衣川里佳さん)
ゾンビィ6号:星川 リリィ「伝説の天才子役」(CV:みにゃみ)
ゾンビィ0号:山田 たえ「伝説の山田たえ」(CV:三石琴乃さん)
何故、さくらには「伝説の~」が無いのか、「伝説の山田たえ」って何?
というところにツッコミたいのは山々ですが、そこは一旦スルーの方向で…^^;
個人的には種ちゃんの演技を目一杯堪能できるのが最高に幸せでした。
今回は第1期で背負った莫大な借金を返済するため、フランシュシュの面々が奔走しているところから物語が始まります。
第1期よりメンバーの結束をひしひしと感じつつ、一人ひとりの物語を第1期とは違う切り口でしっかり深掘りする構成は、ありきたりですが入り込みやすくて良かったと思います。
これまで、私は個人的に本渡さんや種ちゃんが演じているキャラを中心に視聴してきました。
決して意図的ではなく、気が付いたら目で追っている感じなんですけど…
ですが、この第2期を視聴して「ゆうぎり」がとても気になるキャラになりました。
今回本編では彼女が花魁として生きていた当時が描かれているのですが、彼女の当時の立ち回りに痺れたのが理由です。
彼女が当時の記憶をどこまで覚えているかは分かりません。
ですが、当時とは形さえ違えど命を懸けて奮闘している様に当時の面影を重ねているんじゃないかな…なんて個人的には思っています。
そう言えば、山田 たえを除くフランシュシュのメンバー6人が最終回後の座談会がネットの記事になっていましたが、今だからこそ言える作品へのアツい想いを目一杯語ってくれています。
みんなこの作品が大好きなのが直球で伝わってくる内容でしたが、敢えて一つだけ挙げるなら誰もが「ここじゃ終われない」と思っている、ということです。
そりゃそうですよね…最後にとんでもない伏線をばら撒いてくれましたからね。
これじゃ、終われませんよね。
オープニングテーマは、「大河よ共に泣いてくれ」
エンディングテーマは、「夢を手に、戻れる場所もない日々を」
どちらもフランシュシュが歌っています。
劇中歌ですが、みにゃみの歌った「リトルパラッポ」も凄かったと思います。
即興で曲をスキャット風にアレンジした、という設定でしたが、1度聞いただけで「私には絶対に歌えない歌」だと確信できるほど凄い楽曲だったと思います。
1クール全12話の物語でした。
相変わらず高いレベルで面白さの推移した作品でした。
そして、今、物語で佐賀に何があったかが物凄く気になっています。
続き…当然ありますよね!?