ひろたん さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
とても心臓にやさしく、微笑ましく、さわやか
「あっ、これは少女漫画なんだ」と王子との出会いや
助けに来てくれるシーンで気づかせてくれます。
少女漫画はあまり読んだんことはないですが、
なんとなく少女漫画独特の雰囲気ってありますよね。
少女漫画系の作品で共感できるところは、
女の子の扱いがとても丁寧なところです。
性的な対象として観ることもなく、
男性に対する従属的な扱いでもなく、
あくまでも男女対等であり、
自立している感じがすごくよいと思います。
この作品も例外ではなく、主人公の白雪は、
王子に対してきゃっきゃするのではなく、
あくまでも自分を貫き通していきます。
そんな白雪だからこそ、むしろ王子の方が
惚れていると言う状況。
でも、白雪もやっぱり女の子ですね。
1期の11話・・・イイ感じです。
ところで、物語の序盤で白雪がさらわれてしまうエピソードが
ありますが、自分は、まだ、この作品の方向性がつかめない
時期だったので、
白雪、この後どうなっちゃうのかな!?
何か酷いことされちゃうんじゃないか!?
って感じで、ハラハラドキドキでした。
結果、全然大丈夫!
この瞬間、「あぁ、この物語は、何があっても大丈夫なんだ、
安心して観ていいやつなんだ」と言うことを確信しました。
この後も、ハラハラドキドキなイベントがいろいろ
起こりますが、なぜか安心しながら白雪や王子たちの
活躍を見守ることができます。
とても心臓にやさしく、微笑ましく、さわやかな作品でした。