snow さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
韜晦一直線<50>
意味ありげに寓話じみた世界毎の単発回を繰り返してたけど、特に意味はございませんでした、と。
途中の積み重ねに意味がないのは2話時点で気づいてたけど、まさかラストも瑞穂と友達になりにいくのも漂流の記憶がなければ失敗、希は話しかけてきてるのにあの対応、となんも積み重ねてないんだから成長もしてないという結末になったのはちょっと意外。
前半の辺りで、導入が次の世界に来てしばらくたった時点から始めるというのを繰り返してたし、視聴者をつかもうって気は元からなかったのでしょう。
ただMVのようにイメージを振りまいてただけだったのねん。
今期完走本数少ないのに、ありがち作品よりはってこれ完走したくらいの独自性はあったかな。
モリーグ<52>
4話まで視聴。
コメディともシリアスともつかない中途半端な1-2話だったけど、モラトリアムに入った3話からはコメディとして見れてる感じ。
4話では延々語られるモンキーリーグのエピソード。赤バット川上の現役時代からV9まで「お前何年間お猿の野球観とんねん」というツッコミ不在のボケを中軸に据えて野球回にふさわしくニヤニヤと観れた。
ただストーリーに関しては下手なんだろうなという思いは変わらず。1打席勝負で最後にバット振っただけでクラスメイトからやるじゃんみたいな受け入れられ方してるのは?マークが浮かびますわ。
瑞穂がついてくることでやり取りもスムーズになったけど、そのことで初期配置の長良と希のペアダメじゃんってのも明確に。
押し黙る察してちゃんの長良とよく喋るけど何考えてんのかという希の心情ブラックホールを組ませて未知の話の導入というのに無理があった。登場人物の価値判断を通してのこの世界はこうだという提示が事象の地平線に消えてましたわ。
多分メインストーリーは大したものはないんだろうど、モンキーリーグ並のボケをモラトリアム中にまた見せてほしいなというくらいの期待感。
せめて青春とか<48>
2話視聴。
1話くらい飛ばしたかなというような展開が始まり、中盤あたりでロッカーの扉開けたら別の世界に来ましたって脱力モノの説明が入る。
初回のヒキの闇へのジャンプはなんか出口が見えたかもみたいないつでも適当に終わらせられる設定でした、と。
んで、やったことは素直に謝ろうとうEテレ子供向け道徳番組。
どんな設定でも適当にパッと出せるので尺がつきるまで適当にという回で全体もこんな感じかという作品への信頼度が下がりまくりの状態。
そ れ だ け な ら ば ま だ い い が<51>
1話視聴。
江口寿史の絵でポップアートそのものの画作りを…って期待は10秒ほどで消えました。
ベタ塗り作風だと省力できるって思惑で線まで甘くなってる系。
何かありそげに進めてるけど初回の印象だと世界系で思い一つでパーンなシナリオの予感。
蝿の王的なあれやこれやを期待したいんだけどなぁ。
途中の世界の考察とか時間止まってたら動けない動かせないじゃない、そら登場人物が止まってると言ったら止まってることになるんだろうけど練りの甘さがでてんじゃないかな。