タック二階堂 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 2.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
作画がアニメの出来を左右した作品。
詳細は1期でも観てください。
初回に「ワケあり版」と題して、いらすとやで全編作った初回を放送した1期。視聴者を馬鹿にしていると憤ったアニオタが大量発生しました。
で、まあ、たいして面白くもない残り11話と、毎回のスタッフ悪ふざけ次回予告を見せられ続け、ここでも評価が低かったにも関わらず、なぜか(本当になぜ?)、こんなにすぐに2期が放送になります。
で、初回。かと思いきや、総集編を始めたもんで「やっぱり期待薄ですか」と思っていました。
=====初回視聴後、所見です。
{netabare}
んで、真の初回。2期やるほどの人気作だと勘違いしたのかな。
意外と悪くなかったです。
作画も初回だからなのか、けっこう気合いが入っていた印象です。ゲームマスターに杉田智和さん、島の田舎娘コンビに竹達彩奈さん、悠木碧さんの「プチミレ」コンビを起用するなど、こちらも気合い入れてます。
島娘コンビのキャラデザも、この作品で初めて「可愛い」と感じましたよw
このまま勘違いして、気合いを入れて1クール真面目に作ってくれたら、ワンチャンあるかもしれません。
{/netabare}
=====第14話視聴後、追記です。
{netabare}
あれっ?
ちょっと衝撃的なことを言います。あのですね…
意外と面白いです。
まさかの、「俺100」が面白い……だと?
あー、でも1期も序盤は意外と面白かったかもしれませんね。プチミレの島娘2人が、いい感じに訛ってて可愛いという部分もあるのかもしれないですね。狙ったんだろうけど、キャラが中の人に寄せて作られている印象ですし。
また、いつ悪ふざけを始めないか心配なんですが、すでにその萌芽が。ゲームマスターに、安田大サーカスのクロちゃんを起用するという。次週予告の「サザヱさん」パロは、いつまで続ける気なんですかね。
スタッフの寒い悪ふざけが出始めると黄色信号ではあります。
{/netabare}
=====第15話視聴後、追記です。
{netabare}
そろそろ「勘違い補正」が解けてくる綻びが見え始めました。
1話使って、オークが何しに来たんだかわからない攻撃?を防ぐ話を、たっぷりお届けしますよ。
で、1期ではおなじみのクソ長い回想入ります。
なんと、傭兵のライスとかいう、ほぼモブのサブキャラの半生振り返り。で、ビンビンにフラグを立てたところで、オークの張り手一閃。ハエたたきのように撲殺されてしまいますよと。
で、オークのクイーンが、子どもたちが乗っている舟を襲おうとしうているところで待て次週と。
アニメーションとしても、オークの動きが本当にチープ。迫力もない。そして、案の定ふざけ始めたというか、ゲームマスターに竹内順子さんを起用。いやまあ、そこまではいいんですが、次週予告で「だってばよ」と言わせるという。ねえ、NARUTO関係なくね?
そろそろ化けの皮が剥がれてきたかなという2期の3話目でした。
{/netabare}
=====第16話視聴後、追記です。
{netabare}
うーん…
いや、いいんですけど、この作品がそんなテーマを露骨に盛り込むんですか…
「オラたちは災害に負けねえ」と言われましても…
御嶽山の噴火や大震災の記憶が鮮明な層は、少し嫌な気分になるのでは?
まあ、そのへんのことを教科書レベルで学ぶお子様たちには感動的なのでしょうかね…
てか、まさにプチミレ劇場でした。
アオユーとヤーナって中の人をイメージするキャラは、これ原作でも出てくるんでしょうか。田楽姉妹自体は出てくるっぽいけど。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
あれっ?
えーっと、完走したら意外と悪くない印象でした。ここの評価よりは全然いいと思いましたよ。
ただ、やっぱりMAHO Filmのチープな作画が足を引っ張って、ストーリーまで安っぽく見えてしまったという感じです。
これ、普通の作画でやってたら、それなりに評価されたんじゃないのかな。いかんせん、1期の初回で「ワケあり版」という、いらすとやの絵で本放送をスタートさせるという最悪の印象から始まりましたからね。
で、安っぽいチープな作画、人を食ったような制作側が楽しんだふざけた次回予告やED、さらには寒い魔法少女モノのパロディと、どんどん視聴者を振り落としていった1期でした。
この2期は、心を入れ替えたのか、ふざけることなく真面目に作ってきました。ただ、やっぱり作画は改善せず、むしろチープさが増したような後半でした。
評価できるのは、プチミレふたりのキャラデザが良かったこと。あと、ラストミッションが、それなりに面白かったことですね。
総括すると、作画さえまともなら、そこそこ評価されたんじゃなかったんじゃないかという、ちょっと惜しい作品という感じです。
{/netabare}