ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
カイル殿下大勝利
この話はなんか日本から異世界に転移させられた二人の女性の話
ジャンルは少女漫画・主人公最強・魔法・ハーレム・恋愛
原作は読んでません。原作の存在はしりませんでした。
しかしタイトルも主人公の名前も周りの登場人物の名前をわかっていました。
理由は一つ。
なぜかスピンオフの漫画だけを見ていた。
本作のスピンオフ漫画で「聖女の魔力は万能です 〜もうひとりの聖女〜」というのがありました。ええ。私は深く考えず、その表紙の女の子がかわいい、という理由だけで購入し、「へぇ面白いところに目をつけたのね」と思っていました。
そして本作アニメの一話目の最初から「ん?見たことあるぞこれ」と思いました。
でカイル殿下が現れ、「あーー!!」
スピンオフしか知らなく、本編を知らないとはいえ、大体の流れを知っていたため、アイラちゃん関係は「ああ知ってる知ってる」という具合で見ていました。
という私の前置きはさておき
なろうが原作。
近年乙女ゲームに転生しがちな少女漫画風小説(この場合少女小説というのが正しいのか)に分類はされるものの、「バッドエンドを回避するぞー!」→「あれれ!?どうしてこうなっちゃったの~」というお決まりの展開ではないところも本作の特徴。(乙女ゲームではなく純粋な転移であり先が分からないので当然かもしれませんが)
少女漫画などを見たことが無い人でも楽しめるようなライトな恋愛とゆったりとした作風が魅力です。
欠点を言うなら魅力の裏返しでしょう。
ゆったりとしたライトな恋愛を「ネタ切れによる苦渋の展開」と評してしまえばそれでおしまいになってしまいます。
まぁそういう方はこういう少女漫画風の作品は読めないでしょうから今後の参考程度に。食わず嫌いは良くありませんからね
{netabare}カイル殿下大勝利。私スピンオフしか読んでいないので、なおさらカイル殿下が嫌いだったのですが、アニメをみてから大好きになりました。
原作や漫画も確認したのですが、アニメオリジナル展開だそうです。
マンガではカイルが王に連れられてどこかへ行った後すぐ主人公視点になってしまったのでカイルが何を話していたか、明確に書かれてはいなかったのです。私は普通に「ああ。カイルの野郎反省しやがれ」と思っていたのですが、それでこれですよ。
監督だか脚本だかわからないけど、グッジョブ!!!!
あの「アイラを頼む」と頼むシーンが好き。そして「オレはわがままな王子だからな」て去っていくシーンも好き。
そのあとの「馬鹿な人…」ていうのも好き
その前のアイラがなんか言おうとしたときに家臣がとめたのも好き。
要はあの一連の流れが好き。ありがとう。本当に
全てのエヴァンゲリオンに感謝。
{/netabare}
キャラに関してですが、だいぶ好印象です。
もともと少女漫画系の話が嫌いじゃなかったので、キャラを好きになるのに時間はかかりませんでした。
特にアイラちゃん(これに関しては知った理由ですから)。かわいい。声優が市ノ瀬加那さんというのもあり、非常に可愛い。{netabare}まぁ担当が一ノ瀬さんって知ったときは「一ノ瀬さんまた負けるのか…」と嘆いたものです。殿下との恋愛フラグたっていたのに完全に白紙にされ、人生もマイナスからスタート。スピンオフでは殿下の御供と何やら親密でしたが、まぁないでしょう。かわいそうに。{/netabare}
監督は井畑翔太さん。ドメカノの方ですね。あの作品は嫌いですがあれは原作が悪かったということでしょう
シリーズ構成は渡航さん。俺ガイルの方ですね
キャラデザは石川雅一さん。イカ娘やアホガールなどの方ですね
劇伴は黒田賢一さん
アニメ制作はディオメディアさん。イカ娘やガーリッシュナンバーなどのところですね
作画は普通でした。描写シーンが直接的すぎたり、としたので評価はできませんが、批判はしません。基本普通です。
opは結城アイラさん作詞歌唱、結城さんと矢野達也さん作編曲の「Blessing」
edは結城アイラさん作詞、結城さんと柳澤奈緒樹さんと石倉誉之さん作編曲、NOW ON AIRさん歌唱の「Page for Tomorrow」
総合評価 めちゃくちゃに面白いわけではないが少女漫画のとっかかりとしては良い方