栞織 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
タカラヅカ・・・
今期のダークホースかもしれません。まったくチェックしていなかったのですが、一話を見たら面白かった。実は無料で原作漫画の出だしだけずっと昔に読んだことがあって、それが特に印象に残らなかったので、どうかなと思ったんです。しかしシナリオが原作漫画とはかなり変えてありました。タカラヅカに詳しい人ならより楽しめるかなと思いました。
第一話 {netabare} 出だしものすごく阪急沿線です。三宮のセンター街前とか、場所が特定できるほどの地元感。これはすごいと思いました。東京の浅草方面の方もそうなのでしょうか。
よくある、受験してきたら変な子と同室になったというアレですが、いろいろ仕掛けがあって、面白かったです。元アイドルの子は男性ストーカーに狙われている。背の高い天然キャラの子は、いきなり男役トップのオスカル役になると言い出す。うーんつかみはオッケーですね。天然の子の実家は畳屋さん。歌舞伎と関係があるというところがミソみたいかな。作画とかは標準の少女ものですが、
特に乱れることもなく、楽しく最後まで見られました。いろいろな人間関係が展開しそうで、今後が楽しみです。天然の子の破天荒なキャラから、ちょっと「坂道のアポロン」を思い出しましたね。あっちは男二人のドラマでしたが。 {/netabare}
第二話 {netabare} 予科生と本科生、銀橋など、タカラヅカのしきたりなどが出て来た第二話、まったく知らないのでおのぼりさん気分で見ています。途中で東京のさらさと関係のある兄弟?の話も。もともとは歌舞伎のお稽古をしていたのでしょうか。日舞のお稽古みたいなカットが出てきました。なぜ今タカラヅカなのか、そのあたりも謎がありそうです。校内での人間関係もいろいろありそうで、女のドラマという感じになってきました。オスカル役はアンドレ役よりも背が低くなければならない、それはもっともな話です。{/netabare}
第三話 {netabare} 愛の過去話にスポットが当たった回。愛の母親は女優で放任主義・・・・・声がエヴァミサトさんの三石さんだったけど、あまりにも無責任なのですごいと思った・・・・。幼い愛の受けたセクハラはあまりにも残酷。その心の傷から、さらさとの友達づきあいも拒否する愛だけど、ストーカーのファンに追いかけられて、さらさに助けを求めてしまう。愛の弱さ、他人から距離を置きたがる気持ちは、私もよくわかるだけに、今回は出口なし風で見ていて心に刺さった。 {/netabare}