タック二階堂 さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
公認二股学園ギャグラブコメ…
なんだろうけど……。
あ、詳しくは公式サイトでも見てください。
原作は「マンガ家さんとアシスタントさんと」「アホガール」のヒロユキ氏。週刊少年マガジン連載中のコミックをアニメ化した作品です。
制作は手塚プロダクション。前期は「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」の2期を手がけ、監督やシリーズ構成は「五等分の花嫁」の1期を担当された方々。
主人公の直也の声優には「呪術廻戦」の榎木淳弥さん、ヒロインに佐倉綾音さんと和氣あず未さんという布陣という作品です。
=====初回視聴後、所見です。
{netabare}
「マンガ家さんとアシスタントさんと」は、15分枠で軽妙なギャグが楽しく、ナンセンスなキャラ設定や下ネタギャグも気にならずに観られました。
対して「アホガール」は、出だしから意味不明で、15分も耐えられずに即回れ右でした。
で、これ。
なんで15分にしなかった?
これぞ「懲役30分」と言うべきキツさ。
過剰演出で、声優が常に叫びっぱなし。特に、あやねるは……このキャラに合わない気がします。単純にミスキャストという印象。
軽妙なギャグなら、それらしい演出ってあると思います。それこそキャラをデフォルメして、観ているほうに「あ、ここ笑わせに来てるんだな」って認識させるとか。
それをキャラデザ頑張ってますという感じで、常に頭身高めのキャラが、二股させてくださいって土下座するのがシリアスシーンみたいになって、主人公のあたおか具合が加速してます。
だから、観ている側が「いやいや、ねーからw」ってツッコミたいのに「は? ありえねーし」になっちゃうんですよね。こういうとこが30分の視聴に耐えられないところだと思います。
たぶん漫画でサクッと読むならギャグ漫画として楽しめるんでしょうね。
とりあえず、次回までは観ますが、やっぱり制作ガチャ失敗という感じの初回でした。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
あれっ?
2話でグーンと面白くなった感じがしましたよ。
ギャグというのが、すごくわかりやすくなってきたし、そういう方向性の演技ということになったら、あやねるはお見事。なんか、こういうキャラのあやねるCVがあったような……なんだっけ?
あ、そっか。「じょしらく」のマリーさんと「のんのん」の夏海を合わせたような感じだ!
テンポもだいぶ良くなって、ギャグアニメとして及第点になってきた感じを受けました。これなら大丈夫かな。作画は、まだギリギリ大丈夫って感じですが。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
先週からの続きで、3人で弁当を食べる場所探しでAパート。
サキがカノジョの立場が危ういと感じて、いろいろ挑戦するもののうまくいかず、最後の手段と夜這いをかけてパイオツ触らせるものの、ピクリともしない直也にキレて実家に帰る。それを説得するだけでBパートまるまる使い、しかも次週へ引きます。
{/netabare}
先週ちょっと良くなったと思ったらこれですよ。
テンポが悪いにもほどがあるでしょ。
弁当食う場所探しに、どんだけ時間かけてんのさ。
サキの説得のくだりも長すぎ。
いくらギャグアニメとは言っても、いやギャグアニメだからこそ手数を出してナンボでしょ。2エピソードってなによ。
作画もやっぱり微妙になってきたし。キャラがどこ見てるんだか、目の焦点が気持ち悪いです。
困ったらキャラに叫ばせるのもねえ。あやねるの叫び、耳に痛いです。
次週で判断かなー。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
家出した咲の説得からの戻るくだり、本当に面白くありませんでした。
そして、その後の晩飯後に渚と咲が、ずーーーーーーーっとゲームやってんすよ。これのなにが面白いの?
30分枠は長いなあ。
「マンガ家さんとアシスタントさんと」も「アホガール」も15分枠でしたし、この作者の作品はハーフアニメでちょうどいいのでは?
バカみたいな意味のない間とか演出も多いし、会話のテンポも悪いし、アニメーションとしても決してレベルが高くない上に、ストーリーが面白くないなら、観続ける意味がないので断念します。お好きな方にはごめんなさいね。
{/netabare}