fluid さんの感想・評価
3.1
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 2.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
リゼロと同じで引きが大げさすぎ、中身が浅い
絵が綺麗。
福山潤さんが演じるロボキャラ(コロ先生、レオパルド)が面白い。
良かったのはこの2つくらいですかね。ロボが他の声優さんだったら見るのやめてたと思います。
ストリーは他でよく見る設定の使い回しですね。
歌を前面に押し出してる割には歌とは何の関連性も無く話が進んでいきます。
主にバトル展開。歌と関係ないじゃん、なにこれ?という印象です。
他にも関連性の無い概念をこじつけてる設定が多く、浅い。
この作者がオリジナルで編み出した部分が1%も感じられないです。こういうテンプレートストーリーは漫画やアニメをあまり見たことない人にしか受けません。1話目で見るのやめるアニメも多いので最後まで見続けられたという点はかなり評価できますが。
・シンギュラリティ計画{netabare}
→結局、これまでやってきたことは何の関係も無かった。
100年後にAI集合データベース・アーカイブが暴走しただけだった。
せめて関連性のある落ちを付けて欲しかったですね。何なのこれ?という感じです。例えば、vivyやAI達が人間の苦しみを理解することで、自分たちが機械のように扱われてることに疑問を感じ、不満を抱いてその思念の中枢であるアーカイブが影響を受けて暴走する、みたいな繋がりがあったなら納得できますが。これまでの展開とは何の関係も無くただ暴走しただけ。ぽっと出の悪人を用意するだけという落ちはさすがに無いですね。
あと、人工衛星は地表にたどり着く前に燃え尽きるように設計されてるので、あんな風に地上は崩壊しないと思います。
{/netabare}
・AIは一つの使命しか持てない。
→意味が分かりません。
人間のように自立歩行、運動、活動など基本的な動作をこなすだけでも
いくつもの複雑なタスクをこなす必要があります。
プログラミングしたことが無い人の妄想ですね。
・歌でみんなを幸せにすることを使命とする。
・歌に心を込めるとは何なのか?
→{netabare}思い出と一緒に歌う事。私にとって心とは記憶の事。{/netabare}
これまで事故を防ぐために戦ったりしてただけですよね。
人と人のつながりを紡いできた系のアニメなら輝くセリフですが、このアニメは毎回異なる登場人物、異なるシナリオを用意するだけのただのバトルアニメだったので薄っぺらく感じます。