take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
くっそ、結局、リア充爆発しろパターンかよぅ
弱キャラー?
弱キャラの脱皮物語にはなっているとは思うが、この手の作品の常、
経過・過程で結局リア充になっているんだよなぁ・・・。
いや、いいんだよ、いいんだけどさ。
結局「リア充爆発しろ!!」って感想にね・・・。
まぁまぁ・・・。
この感想だけで終わるのも何なので。
確かに、ある意味切り口はユニークだと思う。
この期では、はっきりしなかったが、私的には「光源氏系」なのかと予測していたのだが・・・。
曰く、葵が友崎君を自分好みに改造したいのかと・・・(好きだったって言うのがベースにある上で)。
ま、この安直な予想は、今のところ、まったく的外れなのですがね。
さて、ユニークなポイントの話に戻ろう。
対戦格闘ゲーム・アタファミ以外はあまりとり得のない友崎君が、
パーフェクト女子:葵のレクチャーを受けながら、リア充へのステップを登っていくという点だ、今のところ、この関係に恋愛感情は無さそう。
このレクチャー形式が、所謂、コーチングとかティーチングとかの人材育成、開発の際のノウハウをしっかりと踏まえている節があるのだ。
昔、そう昭和な時代にブームになったHOW TO本を思い浮かべる人もいるかもしれないね(昭和な人は)。
今は、もっとカジュアルに軽やかな理論と説得力を持った本になっているんだろうけれども。
友崎君は、着々とステップをこなし、妹にさえ認められるリア充路線へ舵を切っていたのだが、とあるタイミングで決定的に葵と方向性の違いを見つけてしまう。
実は、物語的にはここからが本質なのかもしれないんですが、ここはかなり終盤なので、この関係については、俺たちの戦いはこれからだって感じかな。
物語の結末は気にはなるんだけど、どうにも、現状ではこの葵と言うキャラが好きになれなかった。
人一倍の努力と見識を持ってはいるのだけれども、ある意味、闇を抱えていますよね。
今後を・・・観たいとは思うけれども、反面、どうせウザいんだろうなぁ、と言う思いもよぎってしまう。
そうだなぁ、あとは・・・。
脇を固める女性キャラが可愛らしくって良かったかなぁ。
性格もそれぞれでメリハリがついていたし、個性も豊かに見えました。
野郎のキャラも、だんだん良さが見えてきてよかったかも、まだまだなヤツもいいるけどね、悪いヤツでは無さそうw。
それと、作画もきれいでしたねぇ。
クリアでシャープな絵柄で好みでした。
作品としては、そこそこ面白かったかな。
葵の言っていたリア充へのステップアップの過程と課題の設定は割と理屈には合っていたと思うので、参考にしてもいいかもね。
もちろん、そのまま間には受けないように「ちゃんと自分で考えて」だけどね。
人材育成におけるコーチの役割としては、葵はそこそこの能力かもね。
コーチング20%ティーチング80%って感じだけどね。
ある意味、ユニークな作品でした。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。