nyaro さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
素晴らしい言葉を頂戴しました。そして最終話は伝説に…。
女子高生4人組が集団で何かやる、というのは親父趣味日常もののテンプレです。
「日常」の部分が「非日常」の「設定」になっているだけで、死人も出ないだろうし最後は助かるだろうな、と想像できますので、リラックスして見られました。
その意味では、出落ちというか設定勝ちというか、非常にうまい視点だなあと感心しました。
アニメそのものは、本当に面白いです。遭難して無人島に漂着したJK4人組の話です。サバイバルの知識があるヒロインが、他の3人のJKの中心として日々を生きて行きます。初めは、ちょっとイラつくくらい無力な3人の成長も見られますし、ヒロインも初めの孤高の状態から歩み寄って友情も見られました。
知識として参考になるかどうかはわかりません。無人島としての危険度のレベルも私にはわかりません。
ですが、生き残るための知識を持っているだけで生存率があがる、そして、生き残ることがすべてにおいて最優先だという哲学というか教訓はかなり伝わってきました。
「小さな問題でも解決できるところは解決しろ、不快感やストレスを甘く見るな」という部分は、作中サバイバルの教訓として語られますが、日常生活の座右の銘にしたいくらい良い言葉でした。
もちろん、島にJK4名ですので、お肌はたっぷりです。初めは巨乳の描写がウザいくらいですが、最後はあまりそっち方面に興味が行かなくなります。もし、これが生存の前ではエロなど無意味というのが時間の経過とともに理解出来て行く、という演出なら大したものです。
そして最終回。確かに伝説、ですね。アニメ史上ありえなかった描写。{netabare}コウモリの糞で腐った水を、女子高生2人がお互い口で肛門に注入する。{/netabare}最高ですか。いや、良くやりました。