ゲリオ さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 1.0
状態:観終わった
サイトの性質上、平均★の数高くなってるが間違いなく糞アニメ
"高校教師"、"家なき子"など数多くのドラマ作品を世に送り出した脚本家・野島伸司氏が、初めてテレビアニメーション制作に参加し、原案および脚本を手掛けたオリジナルアニメ。…っていうけどさぁ。
やっぱ違う畑の人がアニメジャンルに手を付けても良い作品は生まれなかったね。
とにかくまぁ、3ヶ月待たされた挙げ句、酷い酷い結末でした。
これは近年稀に見るレベルのキングオブクソと言えるくらい。
そもそも1クールでシナリオを完結できなかったから3ヶ月後に特別編を放送するという時点で終わってるが、その特別編でも物語は結局なにも解決しない「投げっぱなしエンド」とは開いた口が塞がらない。
もはや結末に関しては触れたくもないレベルで最低なシナリオだったが、3ヶ月以上前に見ていたアニメなので内容はうろ覚えながら、実は最終盤までは割と楽しめていた記憶もある。
面白いというより、興味深いという感じの作品で、もしかしたら"まどマギ"クラスの作品になるのでは…という希望も1%くらいはあった。
それがなんだろ。結局盛り上がらなかったから最後やる気失くしたのか、それとも最初からまとめる気はなかったのか、いずれにしても二度とアニメに関わらないでほしいと思う、野島という人。まぁ、言われんでもやらんと思うけど。
しかしながら、作画アニメーションに関しては年間ベスト級の映像美だった。
大物脚本家に手掛けさせる作品だけに膨大な制作費が組まれていたということだろう。
結果としては全て水泡に帰すことになったのだが。
アニメーターの方々には敬意を表すと同時に、ジャパニメーションのレベルの高さを改めて実感することができた。
てか、この作画力は他の作品で発揮してほしかったなー。
なんでこんなクソアニメに…笑
主演キャスト4人を演じたのは楠木ともりさん、斉藤朱夏さんという既に実績ある人気声優と、相川奏多さん、矢野妃菜喜さんというこれからブレイクしそうな新人声優さん。
それぞれ、皆さん頑張っていたかと思う。
Twitterを覗いた限り、キャストさんも作品の理解に苦しんでるようだ。
貴方方は何も悪くない。悪かったのは脚本だけだ。
4人が歌うエンディングもとても良い曲で、アニメの内容がよければ名曲として世に残ったんだろうなあと。
オープニング曲がなぜか卒業式の歌だったのは謎だったが。
最後、キャラデザについては褐色少女のねいるちゃんがスゴく好みだった。
リボンと三編みも可愛いし、グレーの洋服もクールなロリータ系でオシャレ。
まさしくトサカに・・・・いや、股間にきたぜーっ!!
そんなわけでデザインも声優も優秀だったとなると、キャラ評価の★は数上げてもいい気がするが、作画とキャラのレベルが高くすると糞アニメではないのでは?って話になるので、敢えてここは★1でいきたいと思います。失礼!