take_0(ゼロ) さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「これが・・・、太陽のエグみ!!」
いやぁ、タイトルは私が噴出したワンシーンに敬意を込めて・・・。
{netabare} 自分で育てたトマトをひとかじり・・・、
そのトマトを太陽にかざして、しみじみと・・・出てきた一言がコレだ!! {/netabare}
1期、2期、映画と長らく楽しませてもらった作品の第3期で、これでひとまず終了との事。
楽しみに、楽しみにしていた作品。
でも実は見始めたときは「あれ、なんか感じ方が違うなぁ」と原因不明の違和感を感じてしまった。
この感覚は「ごちうさ」の新シリーズを観た時の感覚に近かった。
「ごちうさ」については、なんか苦手な作品かも・・・、と思いつつも視聴し、案の定、ちゃんとぴょんぴょんしていた。
しかし、BLOOMでそれは起きた、なんともぴょんぴょんしないのだ。
最終的に、私の感覚が変化したのかなぁ、という結論に落ち着いていたのだが、一瞬、このもの寂しい感覚の再来かと思ってしまった。
が、確かに若干の変化を感じたものの、大丈夫でしたw!
変化を感じたのは事実なので、今までどおりと言っていいのかわかりませんが、ちゃんと「のんのんびより」してました。
今までの違ったキャラにスポットが当たったり、新しい登場人物が出てきて、その子にスポットが当たったりしていましたが、れんちょんの成長やほたるんにスポットが当たった回もあり、そして、れんちょんとほのかちんの別れもしっかりと新たな形で描かれており、視聴者もホッとしたことだろうと思う。
アニキへのスポットが・・・、不発かな。
まぁ、ビミョーに登場はしていたのだけれども・・・。
とは言え、最後の最後に時を進める役目をしたのはアニキかなw。
アニキの卒業によって、明らかにワンシーンが終わった感を演出していましたね。
そして、あらたな同級生と少し未来の同級生の登場も予感させて・・・。
いち視聴者としては、
「ずーっと、かわらないとおもっていたのんな~」と思っていた(思いたかったw)
でも、人も変わるし、環境も変わっていく・・・
そんな中、れんちょんの一言が・・・
『いつもとおなじ道じゃないん、雨の時とか曇りの時とかあって、いつもちょっと違って楽しいのん!今日もいつもと違ってお天道日和なん!』
ああ・・・、そっか・・・、そうだよなぁ。
当たり前の事を良く忘れてしまうんだよねぇ、忙しすぎてな~。
最終回の最終回w
ほのかちんとの別れの時のセリフがふと思い出た。
「こんどはちゃんとさよなら言えたのん」
続けようと思えば、いくらでも続けれた物語かもしれない、
ここで「さよなら」ってはっきりと言えるのは、ある意味幸せな事かもね、とも思った。
でもね~、やっぱりもう少し観ていたいとも思った。
こういう内に終わらせるのも「華」かもね。
矛盾した感覚で少々、混乱してしまうね。
観てると、本当に楽しく、懐かしく、面白かった、
自分にも確かにあった「あの時期」がほんの少し戻ってくる。
作品内のキャラクターが「あの時期」の友達のように感じてくる。
そんな、アニメでした。
機会がありましたら、ぜひ視聴してほしいアニメです。
きっと私も、またリピート視聴するでしょう。
あと、アニキ・・・。
あんた最後までしゃべらんのなw