tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
特徴無いキャラのキャラデザ変化は辛い・・・・・
テレビシリーズの続編を描いたOVAシリーズ。
全て繋がった話だけど、細かく分けると①全2話→②全6話→③全2話になって、この作品は②に当たる。
ストーリーとしては「ラアルゴンとの戦いがひと段落して、そよかぜ乗員は休暇を兼ねた地上勤務をする」。
当然時間軸は①より後だろうけど、詳しく言及されてないから正直①観てなくても問題ない。
4話までのメインはそれぞれアザリン、コジロー、海兵隊、タイラーで、アザリンは保養地で自分の過去に関わる人物と出会う話、コジロー以下は地上勤務中の与太話。
5、6話は、ユリコとヤマモトがメインだけど③に繋がる重要な話。
ストーリーはともかく、一番気になるのは作画の変化。①まではTVアニメ版と同じだったけど、今作から少し作画が変化する。特にユリコに関しては最初誰だか分からなかった。スタッフが大幅に変わってキャラデザも変わった影響だけど、せめてどのキャラか分かるようにして欲しかった。
【各話あらすじ】
1→アザリンは自身の思い出の土地ビシュラムに資源調査へ出向くドムに便乗し静養へ行く。そこで幼馴染でビシュラムにあった国アシュランの王子ルウと会うが記憶をなくしていた。アシュランはかつてアザリンの父に謀反を起こし滅ぼされており、ルウは戦いに赴き記憶を失っていた。アザリンかつての記憶を取り戻させようとするがルウの侍女に記憶を取り戻したらアザリンと戦うと言われ戸惑う。ルウの存在がドムにバレて捕らえられそうになるが、アザリンはルウを逃がし、ルウは直前に記憶を取り戻す。
2→コジローはとある基地に派遣されそこで新型機のテストパイロットをすることになる。同じくテストパイロットをするムサシは自分の方が上だと思いコジローを挑発する。テスト本番、デブリの中でテストする二人だったがムサシがコジローに勝負を挑む。だがそこにラアルゴンの戦闘機が現れコジローたちを襲う。ムサシは怖くなり逃げ、コジローが全機倒すが戦闘機が故障し帰れなくなる。一人帰還したムサシは己の甘さを悔いコジローの帰還を待ち望む。コジローは自力で船を修理し帰還するが胴体着陸と同時に爆破する。死んだかと思われたがコジローは生きており、ムサシは逃げたことを謝罪するがコジローは怒らず一杯奢れと言う。
3→海軍で新たなパワードスーツ、ニュータイプ(NT)が発明されるが試験が必要だった。アンドレセンたちは新型などいらないと言い帰るが、アンドレセンは新型の開発者がオスカーだと聞き目の色を変える。オスカーはアンドレセンの同期で戦争嫌いの技術屋だったが父親のせいで前線に送られ戦死していた。アンドレセンは仲間のチャーリーからNTについて教わる。だが搭乗試験当日暴走を始めアンドレセンたちも戦うが失敗、だが人的被害が出てないことに気付き死んだオスカーの真意を知る。NTの開発者とチャーリーのおかげでチップの場所が分かりアンドレセンは単身乗り込みNTを止める。その後アンドレセンはオスカーの意図を汲み取りNTを破壊する。
4→タイラーはユリコからイブの日に誘いを受ける。それを聞いていたヤマモトは落ち込み海兵隊の連中と飲むことに。軍の入り口で少年から小包を受け取るがヤマモトが爆弾だと言う。処理班まで出張るが結局爆弾ではなかった。タイラーはユリコとの待ち合わせ場所に向かう途中少年と再び会うが罪を問わず無視する。そんなタイラーを不思議に思った少年ボブはタイラーに付き纏い悪戯を仕掛ける。タイラーはその悪戯を全て受けボブやホームレスたちと共に路上パーティを開く。ホームレスたちと別れた後、ボブの鍵を探してる時にボブが倒れドクターのもとに運ぶ。タイラーは小包がカールソン少佐宛てだったのを思い出し連絡する。すると少佐が現れ、彼女はボブの母親だった。タイラーはボブにまた会おうと伝言を頼み、ユリコの元へ急ぎ、まだ待ってたユリコと合流する。
5→情報局にいたユリコは上司から輸送船事故の調査を命じられる。だがそれから謎のダンベルが送られてきたり、無言電話があったりと不思議なことが起こる。ある日ヤマモトと会い別れた後、謎の男二人に誘拐されヤマモトはそれを追う。ユリコは地下水道の一室に連れてこられ事故がラアルゴンの仕業であると報告するよう言われ従わなければタイラーの部屋に仕掛けた爆弾が爆発すると言う、実は彼らはラアルゴン人で戦争を望んでいた。ユリコは報告書を書き換えるフリをして水道の門を開き水を流す。ちょうどそこに見張りを倒したヤマモトが現れ二人で逃げる。無事逃げ切った二人はタイラーと合流しダンベルがタイラーの送ったものだと分かるが、タイラーが自分の部屋の爆弾のスイッチとは知らず押してしまい・・・・・
6→ヤマモトは輸送船の護衛艦の艦長に任命されるが任務に失敗してしまう。その後謹慎をくらい周囲は気を遣うが、自分の尊敬する大佐の墓参りの時奥さんから主人は望んで死んだのではなく軍人として任務を全うしようとしていたと聞き吹っ切りれる。その後ヤマモトは情報局へ行き、自分の艦隊が受けた謎の攻撃についてユリコへ報告する。