takumi@ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
高校時代の趣味趣向って大人になっても忘れられなかったりする
彼らを見ていると、懐かしい。
あんな高校時代じゃなかったのに。
あんなアホなことやらかして、笑い合って楽しんでみたかった。
でも高校時代に見聴きしたものや友人って、大人になっても
強烈に影響を及ぼしていたりするのだよね。
本編に何話かが入る構成で、とても観やすく、
時には何が可笑しいのかわからない話もあったけれど、
大抵はクスクス ケラケラ たまにゲラゲラ笑えて、
少しでも自分の記憶と一致する「あるあるネタ」があると嬉しかった。
とにかく放送中、毎回楽しみだったのは確かだし、
随分元気をもらってた気がする。
終盤は、これまでのエピソードをしっかり生かした展開もあり、
最後まで楽しめた作品だった。
記憶に残っているエピソードは以下の通り。
{netabare}
個人的には、少し離れたベンチの女子高生たちの動きにアフレコをつける話や、
河川敷での文学少女とのエピソード、妹の制服を3人で着てみようとする話、
小学生時代のヒデノリが、実はヨシタケ扮するヒーローに助けられた話、
あとヒデノリのヘンなお父さんとかも印象深かった。
それにしても、缶けりの缶の代わりに無残に壊されたガンプラ。
卒業式にパチ物じゃない本物がプレゼントされててホッとしたけれど、
自分が生まれて初めてひとりだけで作ったプラモデルだったのにね。
あの話は最高にかわいそうで泣けた。
{/netabare}
小難しいことを考える必要もなく、クスっと笑って頭を休めたい時
気楽に観ていられるのでオススメだ。