くにちゃん さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
予想外によかった作品
見始めたとき、たぶんミリーゼ少佐とアンダーテイカー(シンエイ・ノウゼン)のラブロマンスが展開されるのだろうと勝手に思っていたのですが、いい意味で裏切られました。最期の方は、スピアヘッド隊の行く末に年甲斐もなく切ない気持ちになりました。
しかしながら、設定に関しては、
・ギアーテ帝国とサンマグノリア共和国の技術格差が激しすぎなのでは?
・24時間戦える戦闘マシーンに、素人の少年少女が搭乗した機械でこれ程持ちこたえられるものなの?
・86が差別されるにいたった経緯。何か今ひとつリアリティがなかった(それとも意図的に描かなかった?)
・2年後にレギオンが停止したとしても、ギアーテ帝国ならぬ連邦が健在である限り、戦闘が続くことを考えれば、サンマグノリア共和国の人々は平和ぼけしすぎなのでは・・・(まあ、そうゆう国だと言われればそれまでですが・・・)。
・何故、ミリーゼ少佐の叔父であるジェローム准将が、わざわざスピアヘッド隊のハンドラーにミリーゼを配属したのか。
のあたりが疑問だったのですが、原作を読むか、第二期をみれば解決するのでしょうか(私がきちんと作品を観ていなかっただけかもしれませんが)?
作画は、A-1 Picturesさん。一時期画が崩れた作品を個人的には量産していた感があったのですが、この作品においては最期まで素晴らしかったです。
音楽は、安定の澤野さんですが、若干申し訳ありませんが、飽きてきた感じもあります。