ペガサス さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
斬新なガンダム。
原作の上梓は1989年、逆襲のシャアから12年後の話である。
キャラの造形やモビルスーツの存在感が非常にリアルに感じられた。
ハリウッドの実写映画のような演出意図があったのだろうか、これまでと違うガンダム作品となっている。
富野さんの思想の新しい見せ方として成功しているのではないだろうか。
連邦の特権階級による独裁的な支配体制への若者の反乱を描くという、現在の世界情勢と重なるタイムリーなストーリーであることから、{netabare}最後が悲劇で終わる{/netabare}原作をそのまま踏襲するのか気になるところである。
反体制としての手段がテロ行為なので、中途半端な終わり方にはならないだろう。
映画は三部作、続きが楽しみである。