ヌンサ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
良い意味で怪獣は添え物
正直、怪獣プロレスをやるんだったらアニメ化する意味はないと思っていたので、
ハードSFにしたという選択は最適解と言えるかもしれません。
名前は知っていましたが著書は読んだことのない円城塔さんによる脚本がとにかく素晴らしい!
っていうか難しすぎる!!だが、それが良い!!!
まるで攻殻機動隊・・・ペロ2(あと{netabare}ジェットジャガーの最期{/netabare})って完全にタチコマですよね・・・。
円城塔さん脚本で攻殻機動隊をやったらどうなるだろうか・・・
とかイケナイ想像もしてしまいました・・・(^-^;
キャラクターでは神野銘に一目惚れでした。我が嫁の読子・リードマンに匹敵する天然インテリ眼鏡!
エンディングアニメーションの可愛さはズルすぎるっ!!
画面全体的にパキッとした色使いは、特徴的で興味深かったです。
声優陣でのMVPは、久野美咲さんも捨てがたいですが釘宮理恵さんでしょう。あのジェットジャガーがこんな萌えキャラになるなんて!擬音まで自分で言っちゃうのが最高。
着ぐるみ感を排したデザインも、アニメならではでした。
音楽は、ポイントポイントでゴジラのテーマが流れるのが何ともニクい。
まぁこれは、スターウォーズのテーマとかと同じでお約束みたいなものなので、頑なに避けるよりは見せ場で思いっきり使った方が潔いでしょう。僕らもなんだかんだ言って聴きたいですしね。
"ALAPU UPALA"なる歌は、実際にインドにあるのではないかと思うくらいリアルな感じでした。なんかモスラと関係してそうな曲でしたが、違いましたね・・・モスラ好きとしては残念。
最終話Cパートで興奮は最高潮に達しますが、続編を求めるのは酷かもしれません。
円城塔さんの脳みそがオーバーヒートしない限り、期待したいところですが果たして・・・?