CiRk さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
話の軸がしっかりしていて良かった
陶芸が題材。前半がアニメで後半が実写パートになってます。
後半見てません。
{netabare}
いろいろ言いたいことはあるけど、全体的に見るとかなり良かったと思います。
父を喜ばせたいという全体としての話の軸がしっかりしていて、そのためにお椀や陶器の座布団(?)を作ると目的がはっきりしていました。
結構失敗(最初のお椀)が描かれていて、主人公の努力が感じられたし、陶芸の魅力も伝わってきたと思う。
何を作るか、どんな構造にするか、どんな色にするかなどしっかりと長い尺を取って描けていて見がいがあった。
9話とか、ハンバーグが伏線になっていてすごいと思った。
それと、最終回が良かった。
あそこで優勝や賞を取るとあっさり感があるので、二期に続く感じで賞を取れなかったエンドで終わらせたのは良かったと思う。
最後結局父が座ると陶器が割れてしまうけど、あそこも主人公のリベンジの始まりという、二期へのつなぎとしてかなり良かった。
割れるとはいえ父も満足してハッピーエンドとも取れるし。
残念だったのは露骨に余計な回を挟んできたところかな。
たぶん尺が余ったからああいう回を挟まざるを得なかったのだろうけど、もうちょっと何とかならなかったのか。
主人公以外のキャラが空気だったのも残念かな。
最後友人が特別賞を取ってても何も感じなかった。
あと、本筋には関係ないけど、こういう作品で露骨な地域紹介を入れると却って逆効果になるって制作側は理解してるのだろうか。後半の実写パート
{/netabare}