楼蘭 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:今観てる
実際にルネサンス期に女性画家がいた
古代ギリシアやローマの頃から絵画の分野では女性たちが活躍していました。
その後、中世になると、女性は装飾写本やタペストリー(織物)といった分野で活躍するようになります。特に装飾写本は、初期には修道院で制作されており、女性(女性修道士)が参入しやすい分野でした。
ルネサンス期になると、そのような装飾写本作家から、ボローニャの聖カタリナ(Saint Catherine of Bologna、1413〜1463)のような初期の女性芸術家が現れます。
それも、貴族ばかりなので作中アルテが貴族なのが珍しいといった表現は徒弟制度に沿った画家という意味では正解です。
ルネサンス期の女性画家は夢物語ではなく、実際に存在しました。
当時に思いをはせるのも楽しいです。