kabaj31 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
スルメ系。
見終わって、まだよくわからない部分がいろいろあるので、
もう何回か見てみようかなという感じです。
メインキャラのユンは、ずーっとあんまりパッとしないキャラでしたが、
最後にメイに向けた笑顔の所で、少しはキャラが立っていたかなという気がしました。
何周か見ていけばキャラにも、ストーリーにも、だんだん愛着が湧いてきそうな、
そんな予感がします。
今のところ、BBというおっさんがお気に入りのキャラです。
ちょっと気になった声の人は
ペロ2がハッピーシュガーライフのしおちゃんの声で、ジェットジャガーがくぎゅ、
オオタキファクトリーのじいさんが、ドロヘドロのカイマンでした。
怪獣の迫力は、最初のラドン登場の時はCGが凄い! と思いました。
でも後々、ラドン出すぎって思いました。
あとは、ゴジラのビームの演出がかっこいいくらいかな。
正直、質の高さはあれど、序盤、中盤は、見ていてそんなには面白くないなぁという気分で見ていました。
ただ、終盤から面白くなってきました。
考察要素としては、まず、なぜラドンは死んでしまったのか。
ラドンは紅塵が無いと生きていけなかった、紅塵があれば生存できた。
なぜ紅塵を撒き散らしているのか、紅塵とは何なのか。
そんな感じで、作中における紅塵という謎の分子の役割を理解する必要があったり、
破局やら特異点やら、なんのこっちゃわからない用語については、
公式サイトかなにかで解説が欲しいなという感じがします。
その他、有能過ぎるAIペロ2、バージョンアップを繰り返し生まれ変わったジェットジャガーPP、
キーコード、骨から流れていた歌、未来からのメッセージ、最初から決まっていた未来、
これらは全部関連があるんだろうけど、まだよく分かりません。
たぶん数学の問題とかで、
問題の解き方が分かれば、その問題を解くことが楽しくなってくるような、
そんな面白さがあるような気がします。
最終的に、ちゃんとしたSFなのか、なんちゃってSFなのか、見終わった今もどっちか分からないけど、
SFとしての難しさより、『解けば分かる』みたいな、そんなとんちっぽい要素がメインなのかなという、
そんな気がしないでもないです。
最後に、
『そうしてお話はこう始まる!』 で始まって、
『そうしてお話はこう始まる!』 で終わって、
個人的にこういう終わり方が大好きなんで、
何度も見てみたくなる、そんな作品です。