ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
さあ夜と踊ろう
序盤 おお
中盤 ほぉ
終盤 はぁ
この話は記憶を失った少年がヴァンパイアに合う話
ジャンルはヴァンパイア・恋愛・シャフト
結論を述べると本作は微妙です
序盤の雰囲気はよく、謎(未開要素)をうまく使っている印象でしたが、中盤らへんからわかりやすい伏線を張り始めます。いや正確に言えば、わからないのですが、「あここが伏線なんだな」というシャフト特有の書き方である程度までは予測できてしまいます。
他所奥という麺もありますが、やはり私は厄介オタクなので、期待(というか妄想)をしてしまうわけです。結果、私の妄想とは違った展開になるため、勝手に幻滅する、という。まぁこれに関しては私が悪いのですが、私と同じような厄介オタクの皆様はあまり期待をせずに着実に視聴していきましょう。
終盤は展開が大きく動きます。が、漫画原作で結構長い話、というのもあり、本作だけでは終わりません。
行ってしまえば「俺たちの戦いはこれからだぜ !」みたいな安直で愚鈍な終わり方でした。いや、最悪というわけではないのです
ただ、終盤に詰め込み過ぎています。序盤や中盤の不穏が一気に押し寄せてくるため、勢いがすごく、良く言えば要素が詰まっている。悪く言うなら詰め込みすぎ。
そのため評価は別れてくると思います。序盤のゆったりとした不穏な雰囲気が好きな方は本作の終盤は合わないと思いますし、キャラが好きな方は終盤の方がおもしろいと感じるでしょうし。
個人的には雰囲気が好きだったので、終盤はあまり面白くはなかったのですが、まぁ12話でやるには無理がある内容でした。
ぜひとも何話かけてもいいですから最後まで言ってほしかったです
キャラに関してですが、好印象です。
雰囲気が好きなのでその副産物としてキャラの雰囲気が好きになったのですが、終盤で雰囲気が変化したため連鎖的にキャラもあまり。
別に損はしない内容でしたので、暇があるならものは試しでどうでしょう
監督は新房昭之さん。ねぎまや化物語の監督をされた方ですね
シリーズ構成は吉野弘幸さん。マクロスFやソラノオトなどの方ですね
キャラデザは紺野直幸さん。
劇伴は土橋安騎夫さん。夜桜四重奏などの方ですね
アニメ制作はシャフトさん。絶望先生や化物語などのところですね
作画は相変わらずシャフトさんですね
opはNOKKOさん作詞、土橋安騎夫さん作曲、藤田淳平さん編曲、中野愛子さん歌唱の「フレンズ」
edは中野愛子さん作詞、藤田淳平さん作編曲、hibikuさん歌唱の「爪痕」
声優さんはとても良かったです。相変わらずシャフトは人選がいいですよね
総合評価 暇なら